IHIインフラシステム、ラオス最大規模の水力発電所から水門鉄管工事を受注
Global News Asia / 2014年11月1日 15時53分
2014年10月29日、IHIインフラシステム(以下、IIS)は、ラオスのナムニアップ1パワー・カンパニー・リミテッド社(以下、NNP1)より、ナムニアップ1水力発電所の水門鉄管工事を受注したと発表した。
IISとしては、ラオスでの初めての水門鉄管工事となり、主ダムにゲート・水圧鉄管一式、逆調整ダムにゲート一式の製作・輸送・据付等を担当する。
2014年10月17日に着工、2019年1月に営業運転を開始。主ダムの総貯水量は黒部ダム(約2億立方メートル)の約11倍の約22億立方メートルとなり、完成すると、ラオス最大規模のコンクリートダムとなる。
ナムニアップ1水力発電プロジェクトは、NNP1がラオス中部のボリカムサイ県ボリカン郡(首都ビエンチャンから北東約150キロ)のナムニアップ川(メコン川の支流)で建設を進めている水力発電事業で、高さ148メートル、長さ530メートルのダムと出力約27万キロワットと約2万キロワットの発電所を建設・所有・操業する。
建設後はNNP1がラオス政府との間での事業権契約に基づき、発電した電力の大半をタイ電力公社(EGAT)に27年間、売電を行なうほか、一部はラオス電力公社にも売電する。
NNP1は、関西電力の100%子会社ケーピック・ネザーランド社が45%、タイ電力公社の子会社エガット・インターナショナル社が30%、ラオス政府全額出資の投資法人であるラオ・ホールディング・ステート・エンタープライズ社が25%を出資して、2013年4月に設立された特別事業会社(SPC)である。
【編集 : YK】
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