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【ラオス】ラオスで食べるビザがなぜかおいしい

Global News Asia / 2015年4月25日 17時0分

ビエンチャンや観光地など外国人が多いところではピザとムスリム料理のデザートのローティーが多い。しかも安くておいしいので、意外とラオス料理よりもいいかもしれない。(高田胤臣 撮影)

 2015年4月25日、ラオス旅行でローカル食に飽きたら食べたい軽食を紹介したい。それはピザだ。

 ラオス料理はタイの東北料理と同じだとされるが、ラオス現地で食べるラオス料理はタイのものよりもずっと野性的と表現したい味つけになっている。

 例えば、定番料理のひとつにひき肉のサラダ「ラープ」があるが、タイよりも香草が大量に投入され、鮮烈さが際立つ。日本人には賛否が完全に真っ二つに割れるであろうレベルで、ラオス好きの日本人でも大半の人が長期間ラオス料理を食べ続けるのは耐えられないという。

 そんなときに目を向けたいのが洋食だ。フランス統治下にあったからか、ステーキやサンドイッチなどがラオス独特な雰囲気はあるものの、とてもおいしくて安い。

 ほかにも各種西洋料理はあるのだが、ラオス国内だけでなく、ベトナムやカンボジアなど、かつてインドシナ3国と呼ばれた国はピザが安くておいしい。ステーキやサンドイッチと違い、それぞれの国の文化を取り入れて変化するわけでもなく、ピザだけはごく普通のピザなのだ。

 ラオスの場合もピザなどを売るイタリアンというよりはバー・レストランといった店が多い。そういった店だと大体4万~8万ラオスキップ(約600~1200円)で、直径30cmほどの本格ピザが楽しめる。

 ビエンチャンでたまたま入った『ViaVia』という店はフランス人経営のエアコンもない店だったが、奥にはピザ専用の釜もあり、注文ごとに焼くというスタイルだった。注文したピザ・マルゲリータは4.5万キップ(約660円)と安い割りにおいしかった。偶然入っただけの店でこうした出会いに恵まれるのもラオスの魅力だ。

 ラオスにはこういったピザが食べられる店が多いので、ラオス料理ばかり食べる必要はないのである。
【執筆 : 高田胤臣】

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