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【タイ】JR新大阪駅の、弁当カラフル食品サンプルー驚きと感動

Global News Asia / 2016年1月21日 18時33分

JR新大阪駅の駅弁店、カラフルなディスプレーが目を引く。

 2016年1月21、東京で暮らす38歳のタイ人ヌットさんに、大阪での驚きの出来事について話を聞いた。

 「先日、出張で、新幹線に乗り大阪に行ったんですよ。JR新大阪駅で、私は、日本にそぐわない光景を見たのです。店頭に並べられているお弁当に、通常お弁当の容器には付いている、あの透明なプラスチックの蓋がついていないかったんです。食品やお総菜の販売について、管理が行き届いている日本では、考えられないことだ。これが大阪か? これが大阪カルチャーか? 訪日2年で、すっかり日本に馴染んだ私にとって、すぐに東京に帰りたくなるほどの驚きでした。

 怪訝そうに見ていると、同僚が「味見してみるかい? これ味見用だよ」と言うんです。なるほど。そこで、手を伸ばすと、、、! 実はこれ、プラスチック製の食品サンプルだったんです。信じられないほどビックリしました。半熟風の黄身の味付け卵。味がしみ込んだ牛めし。みんな、食べられない! いや、あたかも食べられるようなんです!

 私が一番感動したのは、トンテキ弁当のサンプルです。分厚い豚肉に、旨い脂身、これがプラスチック製なんて、まだ信じられない。あらためて、日本の緻密さに感動した。
今後、ますます経済発展していくタイ。タイカレー・タイ料理は、世界で最も旨い料理と言われていますが。

 タイが観光客向けの食産業を経済発展の重要な要素と位置づけるのであれば、大阪には、ヒントが多くある。大阪は、かつて江戸時代「天下の台所」といわれ、日本で一番賑わっていた場所だ。タイ人にとって、日本を訪れるならば、東京より大阪の方が、面白いはずだと感じました」と教えてくれた。
【編集 : 朝日音然】

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