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東洋ゴム工業、タイに現地法人を設立=東南アジアで事業拡大

Global News Asia / 2014年8月5日 11時38分

LNG地上式貯蔵タンクなどの超低温分野における特殊断熱材としても使用されている。

 2014年8月1日、東洋ゴム工業は、ウレタン事業のグローバル成長を目的とし、タイに硬質ウレタン断熱材および硬質ウレタン原液の製造・販売会社「トーヨー・ソフランウイズ・タイランド」を設立した、と発表した。

 新会社は、資本金1億バーツ(約3億2000万円)で東洋ゴムグループが100%出資。東部チョンブリ県のアマタナコーン工業団地に約2億円の設備投資を行ない、面積2700平方メートル、従業員数18名の工場を建設する。

 稼働は2015年1月の予定。2016年度の売り上げは約9億円を目指す。

 国内における硬質ウレタン事業は、株式会社ソフランウイズを通じ、技術開発から製造・販売まで一貫して行なっている。

 硬質ウレタン原液は、防露・保温・保冷・凍結防止といったニーズを満たす家庭用・業務用冷蔵庫や住宅用断熱建材、また超低温設備(LNG(液化天然ガス)貯蔵タンク、LNG運搬船)への用途として製造・供給しており、その供給量は日本国内でトップシェアを占める。

 新中期経営計画で、断熱用ウレタン製品の海外展開を実現し、2016年には国内外トータルで売り上げ2013年比20%増を目指す。

 今回の製造・販売会社設立は、タイをはじめ市場の成長が見込まれる東南アジアにおいて戦略的な事業拡大を図る重要施策となる。
【編集 : YK】

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