圧力&無水調理も手間いらず!煮込み料理は「自動調理鍋」におまかせ【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】
&GP / 2024年3月30日 20時0分
圧力&無水調理も手間いらず!煮込み料理は「自動調理鍋」におまかせ【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】
【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】
手間なく煮込み料理が作れる自動調理鍋。食材を切って入れ、あとはスイッチを押すだけ。難しい火加減の調節がなく、ほったらかしで美味しく仕上がる優れもの。そんな自動調理鍋の中でも、使い勝手抜群のアイテムをチェック!
* * *
ベストバイとしてあげた商品は、特に“ほったらかし度”が高く、メニューバリエーションも多いと家電ライターの田中さんは話す。
「Wi-Fi機能を搭載し、スマホで検索したレシピをそのまま本体に送信できるほか、新たに配信される自動調理メニューをダウンロードできるので、レシピがどんどん増えるのも魅力。きめ細かいプログラミングで、主菜から副菜、スイーツ、下ごしらえなど、さまざまな工程が行えるので頼もしいサポート役になってくれます」
そして、ネクストヒット商品には、減圧時間を短縮した電気圧力鍋と、コンパクトな自動調理鍋を提案。
「電気圧力鍋は時短になるかと思ったら、実は減圧に時間がかかる、という声も。また、少人数世帯には大きすぎるという声もよく聞きます。これらの不満を解消したものにも今後は注目です」
機能が進化&細分化している自動調理鍋。幅広いニーズに対応する商品が登場しているのでぜひチェックしてほしい。
家電ライター/田中真紀子さん
家電の記事を中心にさまざまなメディアで執筆を行うフリーライター。製品に詳しいだけでなく、実際に使うことでその魅力や取り入れ方を発信する。All About白物・美容家電ガイド
<BEST BUY>
■レシピサービスやかき混ぜが進化した最新モデル
シャープ
「ヘルシオ ホットクック KN-HW24G」(実勢価格:6万2500円前後)
言わずと知れたロングセラーで失敗することがほぼありません。別売りのヘラを使えば鍋底からかき混ぜられ、飴色玉ねぎも作れます(田中さん)
自動調理鍋ブームの火付け役。無水調理や低温調理を始め、火加減が難しい煮込み料理をほったらかしで作れる。最新モデルはレシピサービスなどのAIoT機能と「まぜ技ユニット」が進化し、さらに本体もコンパクトに。調理容量2.4L
▲「まぜ技ユニット」によりムラなく加熱。従来品と比べてかき混ぜスピードが最大2倍となり、生クリームの泡立ても可能に
▲ローストビーフなどの低温調理も簡単。本体に145のメニューを搭載し、さらに600以上のメニューをレシピサイトからダウンロードできる
<BEST BUY>
■直感的に操作できるカラータッチパネルを搭載
ティファール
「クックフォーミー タッチ 3L ホワイト CY9221JP」(実勢価格:7万2000円前後)
スマホ連携も可能ですが、タッチパネルで画像を見ながら検索できるので使いやすい。圧力の強さを3段階から選べるなど機能性も高い(田中さん)
レシピの検索から調理設定まで、大画面のカラータッチパネルで簡単に操作できる最新モデル。圧力調理は普通の鍋と比べて最大1/5まで時短。一方で、時間をかけて低温でじっくり煮込む「スロークッキングモード」も新搭載。調理容量2L
▲シリーズ最多の270レシピを内蔵。さらにWi-Fi接続で最新レシピを本体に追加できる。アプリ、本体のタッチパネル、いずれも食材からメニューを検索可能
▲あさりの酒蒸しやカレイの煮付けなども手軽に作れる。さらにスロークッキングモードを使えば味がしっかり染み込み、煮崩れもない
<NEXT HIT>
■一人分の料理が作れる手軽なコンパクトモデル
エレコム
「ホッタラポット HAC-HEP01」(7979円)
一人分の料理がほったらかしで作れます。一人だと適当になりがちな食事もこれがあれば充実。ファミリーにも単身者にもおすすめ(田中さん)
直径約14cmのコンパクトな自動調理鍋。煮る・煮込む・蒸す・炊飯・めん・低温の6つの調理モードを搭載し、具材を入れてボタンを押したらあとは待つだけで料理が完成。小さめのどんぶり1杯ほど、一人前の量が出来上がる。
▲コンパクトだが本格的な調理が可能。付属の蒸し器を使ってチーズフォンデュも楽しめる。公式サイトでさまざまなレシピを公開中
<NEXT HIT>
■毎日の使いやすさを追求!独自の圧力調理機能にも注目
タイガー
「タイガー クックポット COK-A220」(実勢価格:1万9800円前後)
電気圧力鍋は「意外と時間がかかる」「大きくて場所をとる」といった不満を払拭すべく、コンパクトかつ時短を目指した注目製品です(田中さん)
タイガーでは約20年ぶりの電気圧力鍋の新モデル。毎日の使いやすさと美味しさを追求した機能とデザインが特徴。炊飯器の技術で培った、食材に適切な圧力負荷をかける1.15気圧の「うま圧」調理機能を搭載。調理容量1.4L
▲1台10役の調理メニューを搭載。本体に40オートメニューを搭載し、公式サイト掲載メニューと合わせると100以上のレシピを作れる
※2024年3月6日発売「GoodsPress」4月号46-47ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏>
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