芯が折れないシャープペンが進化!消しゴムが自動で出てくるぞ!
&GP / 2016年10月16日 21時0分
芯が折れないシャープペンが進化!消しゴムが自動で出てくるぞ!
芯が折れないシャープペンとして2014年11月の発売以来人気のゼブラ「デルガード」に、待望の消しゴム付きバージョン「デルガード タイプER」(756円)がラインナップに加わる。
シャープペンに付いている消しゴムといえば、ノック部分にキャップ付きというイメージが強い。しかし、このキャップがクセモノで、よく無くしたという人も多いのでは。
しかし「デルガード タイプER」では、もうそんな心配はいらない。なぜなら新機能“デルイレーサー機構”が付いているからだ。
■ひっくり返すと消しゴムが飛び出し、元に戻すと引っ込む!
強い筆圧で筆記しても芯が折れない「デルガード」。
芯が折れないヒミツはふたつの仕組みによるものだ。ひとつは垂直方向に力が加わるとバネが芯を上方向に逃し折れを防ぐ機構。もうひとつが、斜めに力が加わると先端に内蔵されている金属パーツが自動的に出てきて芯を包み込みガードする機構だ。これらが機能することで、どんな角度で書いても芯が折れないようになっている。
そこに新たに加わるのが、消しゴムを自動で出せる“デルイレーサー機構”。
使い方は簡単だ。シャープペンをひっくり返すと自動的に消しゴムが飛び出し、元に戻すと消しゴムが自動的に引っ込む。もちろん、飛び出している間(ひっくり返した状態時)は消しゴムにロックが掛かるので、消す圧力で引っ込むことはない。
①ひっくり返すと消しゴムが飛び出す
②ロックが掛かっているので消しているときに引っ込むことはない
③向きを元に戻すと消しゴムは引っ込む
ここには、カラクリとでもいうべき緻密な仕組みが使われている。
①シャープペンを逆さにすると重力で消しゴムホルダーが落下
②ホルダーがあった部分に2カ所の溝が出てきて、そこにボールがはまる
③ボールの上に振り子がかぶさり、ボールと消しゴムホルダーをロック
これらの動作を瞬時に行い、力を入れて消してもゴムが引っ込まないようになる。
そしてシャープペンの向きを元に戻すと、振り子が戻り、溝からボールが外れ、消しゴムホルダーが本体内に収まる。
電気もセンサーも何も使わず、自動ロック機構を内蔵するなど、世界が驚くニッポンの最新文具らしさが現れている。替えの消しゴムが2個付いた「デルガード タイプER」、芯径は0.5mm。全6色で11月21日発売だ。
ゼブラ「デルガード」>> http://www.zebra.co.jp/pro/del_guard/
(文/&GP編集部)
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