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「おじいちゃんに憧れて」小学生が危険物取扱者の国家資格に合格 クリスマスプレゼントは参考書

HTB北海道ニュース / 2024年4月4日 16時54分

(c)HTB

この春休み、新しいことに挑戦しているというお子さんも多いかもしれません。北海道・福島町にはある難しい資格に合格した小学生がいます。

對馬蓮さん(11)

「いらっしゃいませ。はいカードですね」。

客)

「レギュラー満タン」。

對馬蓮さん(11)

「はい」。

福島町のガソリンスタンドで給油をしているのはこの4月から小学6年生になる對馬蓮さん。実は、小学生では珍しく危険物取扱者の国家資格を持っています。

對馬蓮さん(11)

「(Qどうして資格を取ろうと思った?)おじいちゃんに憧れて取ろうと思いました。なんかかっこいいなって」。

蓮さんの祖父、奈良正喜さんはこのガソリンスタンドを経営しています。蓮さんはおととしからガソリンスタンドの手伝いをしていて、去年12月に危険物取扱者の資格を取りたいと思い立ったそうです。

蓮さんの祖父・奈良正喜さん(63)

「(Qお手伝いしたいって聞いたときはどうだった?)涙出てきたよね、そのときはね。本人から(資格を)取りたいって言ってきたから、じゃあがんばれってことで、応援しましたね」。

蓮さんが勉強に使ったというこちらの参考書。クリスマスプレゼントとしておじいちゃんに買ってもらったものです。

對馬蓮さん(11)

「将来に役立つものをもらった方がいいかなと思ったので、これを買ってもらいました」。

蓮さんの祖父奈良正喜さん(63)

「普通ゲームとか言うと思ったけど、本人から参考書って言うからふーんと思って、速攻で買ってあげたよね」。

1月末に控える受験まで1カ月ほどしかなかったため、ほぼ毎日およそ1時間勉強。そして2月中旬、合格の知らせが届きました。

對馬蓮さん(11)

「本当に受かったの、間違いじゃないよねっていうのとうれしくて、うれしくてっていう気持ちですね」。

蓮さんが合格した「丙種」の資格を持っていると給油施設内に「危険物保安監督者」の資格を持つ人がいなくても給油をすることができます。危険物取扱者の中では難易度が一番低いものの高校生レベルの学力が必要で小学生の合格は年に数人しかいないといいます。いまは「丙種」よりもさらに難しい「乙種」の受験に向けて勉強をしています。そんな蓮さんに将来の夢を聞いてみると

對馬蓮さん(11)

「将来の夢・・・ガソリンスタンドとは関係ないけど、IT系の仕事につきたいなって」。

蓮さんの祖父・奈良正喜さん(63)

「時代が時代で、車が数年後には燃料が変わってるとかね、孫には孫の好きな道を、歩ませたいと思う」。

蓮さんは7月に受ける「乙種」の受験に向けておじいちゃんに買ってもらった参考書で勉強中だということです。

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