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ついに新型「アウディA4 / A4アバント」のスペックが判明! 初のディーゼルも日本導入へ

IGNITE / 2015年7月1日 20時46分

写真

独アウディは6月29日、新型「A4/A4アバント」の概要と写真を初公開した。現行モデルの発売は2007年のことだから、実に8年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

昨年来、「メルセデス・ベンツ Cクラス」をはじめとしたライバル達が飛躍的に商品力をアップさせているだけに、まさに全方位にわたる進化を遂げているようだ。

今回で5世代目となる新型「アウディA4/A4アバント」は、9月のフランクフルトショーで実車がワールドプレミアされ、秋から欧州市場へ導入される。

その見た目は、実に精悍でスポーティなもの。A7スポーツバックなどで既に採用されている新デザインのシングルフレームグリルや自慢のマトリクスLEDヘッドライト、ボンネットやサイドを走るエッジの効いたラインなど、工業品としての精度の高さも写真から伝わってくる。

ボディサイズは全長4,730×全幅1,840×全高1,430mm。現行モデルから長くワイドになっているものの、アルミの使用範囲を広げるなどの軽量化技術「Audi ultra」により、車重は最大で120kg軽くなっている。

エンジンは、いずれも直噴ターボのガソリン3タイプとディーゼル4タイプを設定。もっとも排気量の小さい1.4リッターガソリン(1.4TFSI)は、最高出力150ps/最大トルク250Nmのパワーと、現行の1.8TFSIから燃料消費量を21%も削減している。

注目は、日本でも来年早々に導入予定のディーゼルだ。シリーズ中もっとも効率的な2.0リッターディーゼル(2.0TDI)は、320Nmという豊かなトルクを発揮しながら、100km走るのに必要な燃料はわずか3.8L。欧州Dセグメントでトップのエコ性能を実現しているという。

サスペンションは、フロントに5リンク式、リアにはこれまでのトラペゾイダル式に代えて5リンク式を採用する。また、エアサスは採用しないものの、マグネティックダンパーの「CDC」をオプションで選べば、ドライブモードを変更できるほか、車高も最大で23mm低くできる。

新デザインのインテリアは、「TT」から採用が始まったデジタル液晶メーター、タブレットスタイルのMMIナビゲーションシステム、新形状のギアセレクターなど見どころが多く、後席のゆとりも増している。また、いわゆる自動ブレーキを含む先進の安全装備「アウディプレセンス」が、全グレードで標準装備となるようだ。

「メルセデス・ベンツ Cクラス」が驚愕の進化を遂げ、「BMW 3シリーズ」が本国でパワートレーンのアップデートを行い、そして「ジャガー XE」という強力なニューカマーが現れている欧州Dセグメントが、これまで以上に大激戦となるのは間違いないだろう。

(zlatan)

写真:AUDI AG

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