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今レクサスは「F」が熱い! 「RC F」試乗、そして「GS F」登場へ

IGNITE / 2015年11月27日 9時36分

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「M」「R」「S」……。単なる記号でしかないアルファベットだが、これらがクルマに注入されたとき、与えられたであろう高性能に心が躍り、作り手の意思や情熱までも浮かび上がってくる。レクサスでいえば、「F」がそれだ。

11月25日、「新型レクサス GS F」が発表され、Fモデルの現行ラインナップは、4ドアセダンの「GS F」と2ドアクーペの「RC F」となった。今回は後者の「RC F」に短時間ではあるが試乗する機会を得たのでご報告しよう。

開発拠点の富士スピードウェイや東富士研究所に由来する「F」は、「日常からサーキットまで、誰もがシームレスに走りを楽しめる」ことを追求したレクサスの高性能シリーズだ。

今回ステアリングを握った「新型レクサス RC F(954万円)」は、今年9月の一部改良によってリアサスペンションアームとブッシュが変更され、より高い次元で乗り心地と操縦安定性をバランスしたとされる。

ごく短時間だったこともあり、従来型との比較とまではいかなかったが、「RC F」の乗り心地はスポーツクーペとしては望外にいい。19インチの大径タイヤを余裕を持って履きこなしていて、首都高速の継ぎ目を軽やかにいやし、ドライバーにもパッセンジャーにも余計なストレスを与えることがない。

フットワークも軽快だ。ステアリング操作に対するクルマの挙動は実にリニアで、狙ったラインをしっかりと捉える気持ちよさがある。

そして何よりエンジンだ。最高出力477ps/最大トルク530Nmを解き放つ機会はそれほど多く訪れるわけではないが、5.0リッターV8という大排気量の自然吸気エンジンならではの“伸び感”は日常域でも感じられ、爽快かつ豪快なフィーリングや切れ味鋭いシフトチェンジ、その上ある種の優越感まで味わえる。

たとえるなら、いつでも160km以上の目を見張るような剛速球を投げられる大谷翔平投手が、余裕をもって流しているようなものだろうか。

特筆したいのが、ヘッドレスト一体型ハイバック・スポーツシートの出来の良さだ。このシートは表皮一体発泡成形によって安定した体圧分布と高いホールド性を実現しているのだが、実にしっとりとカラダに馴染む。

単にホールド性が高いだけではく、疲れにくいシートだと感じる。また、大げさな張り出しもないため、乗り降りに気を遣うことがないところも美点だ。

そんな「RC F」と同じパワートレーンやスポーツシートを採用する「新型レクサス GS F(1,100万円)」は、4ドアセダンとしての使い勝手の良さ、標準で装備される予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」、さらに進化したアクティブサウンドコントロールなど旨みも多い。

公道でもサーキットでも主役を張れるだけのポテンシャルを持つ2台の「F」。どちらを選んだとしても、アメージングなカーライフが待っているに違いない。

(zlatan)

写真:LEXUS

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