EVをためらう人へ。航続距離を70%も延ばした「BMW i3」が至れり尽くせり
IGNITE / 2016年10月12日 7時30分
BMWの電気自動車「i3」がバージョンアップし、一充電あたりの航続距離を従来モデルから実に70%も延ばしてきた。
しかも、価格は据え置きの499万円から。もちろん自動車取得税や重量税が100%減税(翌年度の自動車税も75%減税)になり、経済産業省によるクリーンエネルギー自動車の補助金もこれまでの23万9,000円から最大36万5,000円へとアップしている。
さらには公共の充電サービス「ChargeNow(チャージナウ)」が1年間無料、メンテナンス・パッケージが3年間無料になるなど、まさに至れり尽くせりな状態。すでにi3に乗っている方からクレームが入らないかと心配になるほどだ。
電気自動車(=EV)に興味はあるけれど、航続距離があまりにも短すぎる……。そんな風に二の足を踏んでいた方にとって、新型「BMW i3」は真剣に検討する価値があるモデルになった。
一充電あたりの航続距離(JC08モード)は、これまでの229kmから390kmへと大幅に延長。発電用エンジンを備えたレンジ・エクステンダー装備車なら、合計で511kmを実現している。
これは東京⇒大阪を一充電で走れるようなレベルだ。
実際の航続距離はカタログ数値の“8掛け”かそれ以下と思っていた方が良いとはいえ、日常使いがメインのEVとしては十二分だろう。
たまのロングドライブでも余計な気をもむこともなく、これまでよりも気軽に出掛けることができる。また、200V電源に加え、国産EVと同じくチャデモ方式の急速充電に対応している点も、i3の大きな美点である。
航続距離延長の肝になったのは、エネルギー密度を高めた新開発リチウムイオン・バッテリーの採用。
バッテリーのサイズ自体は変わっていないので、室内スペースは従来モデルとまったく同じだ。
一新したインテリアには、上質かつ高級感あふれる「SUITE(スイート)」、クールで高品質さを主張する「ATELIER(アトリエ)」、モダンでナチュラルな印象を強調する「LODGE(ロッジ)」という3つのデザインラインを用意して、選べる楽しさを広げている。
BMWの走る歓び+未来感あふれるフィーリングが魅力のi3。最高出力170ps/最大トルク250Nmの電気モーターが後輪を駆動し、力強くシームレスにどこまでも伸びていくような加速には、ちょっとした興奮を覚えるはず。
まだi3をドライブしたことがない方は、ぜひ一度味わってみてほしい。
■グレードおよび価格
【i3 ATELIER=499万円】
同レンジ・エクステンダー装備車=546万円
【i3 LODGE=545万円】
同レンジ・エクステンダー装備車=592万円
【i3 SUITE=560万円】
同レンジ・エクステンダー装備車=607万円
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
豊田章男氏の「EVへの懸念」が現実のものに…世界中で「EVシフト」を見直す大手メーカーが相次いでいる理由
プレジデントオンライン / 2024年9月17日 9時15分
-
猛暑だと「電気自動車」の充電は難しいって本当? 日本では「ガソリン車」のほうがコスパはいいの? 年間コストを比較
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月14日 2時10分
-
200万円台から買える電動SUV『Xing Guang S』が中国で人気に、予約は1万台以上
レスポンス / 2024年9月8日 12時30分
-
ヒョンデの電気自動車って実際どうなの? 「コナ Nライン」に乗ってみた
マイナビニュース / 2024年9月5日 11時30分
-
現代自、2030年までに世界販売30%増目標 ハイブリッド車種倍増
ロイター / 2024年8月28日 18時32分
ランキング
-
1意外と熟睡できる パイプ椅子で“簡易ベッド”作る方法 警視庁が解説
オトナンサー / 2024年9月25日 22時10分
-
2ビジネスで「スニーカー」は本当にありなのか? 足元だけカジュアルにならない合わせ方のコツ
東洋経済オンライン / 2024年9月26日 9時0分
-
3【12星座別☆今日の運勢】9月26日の恋愛運1位はさそり座!感性の近い人との出会いが期待できます
ココロニプロロ / 2024年9月26日 0時5分
-
4「無料にしろ」ラーメン店で恫喝してくる50代男性客に店主が反撃!すごすごと退散するまで
日刊SPA! / 2024年9月26日 8時48分
-
5「アレルギー患者」増加の一方で専門医不足の謎 「僅か2.5%」内科医に占めるアレルギー専門医
東洋経済オンライン / 2024年9月26日 10時1分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください