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現存する日本最古のリゾートクラシックホテル「日光金谷ホテル」

IGNITE / 2016年10月19日 8時0分

写真

浅草から東武鉄道の特急に乗ると、2時間弱で東武日光に到着する。

急に思い立って出かけたので見学先はノープラン。まずは有名な華厳の滝を観に行くことにした。

バスも運行していたが、手っ取り早く駅前からタクシーに乗り込む。

華厳の滝は落差97メートル、轟く爆音と滝壺まで一気に落ちていく潔さは荘厳。

再びタクシーを飛ばして東照宮へ舞い戻る。

石造りの大鳥居をくぐり、お決まりの要所要所を見学。細やかな彫刻、色鮮やかな陽明門に感嘆し、三猿や小さな眠り猫も探し当てた。

歩き疲れを感じ始めた時はまだ午後3時にもなっていなかった。

前日にホテルだけは予約しておいたのだが、日帰りでもよかったかもしれない、宿をキャンセルして帰ろうかという考えがふと頭をよぎる。

予約の宿は、現存する日本最古の西洋式リゾートホテル「金谷ホテル」。

東照宮と日光駅の途中にあり、東照宮参拝には便利な立地だ。

東照宮からタクシーに乗り、大通りから金谷ベーカリーの脇に建つ坂道を登りホテルの玄関前に到着すると、ドアマンがすばやく迎えてくれる。

ずっしりと歴史を背負った洋館に「KANAYA HOTEL」のサイン。

隣の別館はクラシックホテルらしい独特のフォルム。本館の回転ドアを押して館内に入ると、フロントをはじめ階段なども真紅の絨毯が敷かれている。

部屋は12号室。キーホルダーは木製の擬宝珠(ぎぼし)がかたどられていた。

夕食は名物のニジマスのソテーなどを用いた伝統のフレンチ。

ホテルオリジナルの金谷ビールとともに。

家族風呂があると聞いたので部屋のユニットバスを使わず、家族風呂を拝借。

部屋の暖房は古来からのスチームヒーター。これがとても暖かい。

部屋の中はぬくぬくとして浴衣1枚で十分な暖かさ。

朝食はメインダイニングの一番窓際、テラス席に案内された。

自然光の明るさが目覚めを後押ししてくれる。

ブレックファーストはトマトジュースにふんわり形よいオムレツとベーコンをチョイス。ホテルベーカリーのパンもおいしい。

チェックアウト後、シャトルバスに乗るため玄関先で待っていると、スタッフのひとりがにっこり微笑みながら「くつろいでいただけましたか」と話しかける。

それから名刺を取り出し「名刺の裏はホテルの部屋や景色の写真になっているんです」。旅の記念にとても嬉しいプレゼントをいただいた。

予定どおりホテルに宿泊してよかった。思い出に残る素敵なホテルである。

住所:栃木県日光市上鉢石町1300
電話:0288-54-0001
サイト:http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/index.html

(小椚萌香)

【参考】
日光金谷ホテル – 高級旅館・高級ホテルの予約ならrelux(リラックス) 

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