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昔の仲間とも遊びたい!『シャドウバース』新フォーマット「ヒーローズバトル」は約8年の集大成だ【先行プレイレポ】

インサイド / 2024年4月22日 18時0分

対戦型オンラインTCG『シャドウバース(シャドバ)』にて、4月24日(水)から期間限定フォーマット「ヒーローズバトル」が開催されます。


このコンテンツはまさに、『シャドバ』8年間の集大成!今回、一足お先に「ヒーローズバトル」を体験してきました。ガッツリ遊んできたので、システムの解説や感想だけでなくオススメデッキも紹介します。


※本プレイ会は4月上旬に実施され、記事内の対戦環境はリリース時と異なる場合がございます。


◆「ヒーローズバトル」のココがすごい!


2024年5月の更新をもって、約8年間続いてきたメインストーリーは一度終幕を迎えます。


それに先駆けて「メインストーリーを盛り上げてくれたキャラに、最後に花を持たせたい」という、『シャドバ』開発チームの熱い思いが込められたフォーマット「ヒーローズバトル」が期間限定で登場します。


先行体験会でプレイして感じた「ヒーローズバトル」のすごいところは2つ!


その1:デッキが構築済みで、すぐに始められる!


「久々にシャドバを触りたいけど、デッキを作るのが大変…」


そんな方にとって「ヒーローズバトル」は最高のフォーマットです。なんと24個のデッキが最初から用意されているのです。レジェンドカードも盛りだくさんなので、もうやりたい放題!普段使っていないクラスのリーダーにチャレンジしてみるのもおすすめです。


その2:懐かしのデッキが復活!? 復帰勢にもオススメ


「ヒーローズバトル」では、『シャドバ』8年間の歴代デッキたちが集結します。懐かしのカードが活躍するデッキもあり、古参勢は昔の思い出を振り返りながら遊んでみるのも楽しいですよ!


個人的には《血統の王》《至高神・ゼウス》が思い出のカードすぎて、使った瞬間、少し涙が……。


「最近のシャドバがあまり分からない」という方も心配なし。あなたの“青春デッキ”を握った瞬間、あの頃の思い出が蘇るに違いありません。


また、「ヒーローズバトル」では、キャラクターに固有の能力「ヒーロースキル」(※1)が付与されており、その能力を駆使して懐かしのカードたちに新たな力を与えます。懐かしのデッキを使っていても、全く新しいゲーム体験が待っています。


※1:「ヒーローズバトル」で導入された新システム。1ターンに1回好きなタイミングで使用できる。キャラクター毎に能力が異なっており、「カードを引く」や「フォロワーにダメージを与える」など様々。1キャラクターあたり、基本的に2つから3つのスキルが搭載されている。スキルを使用すると、HBP(ヒーローズバトルポイント)を増やしたり、減らしたり(増減させない場合もある)する。HBPが貯まる条件もキャラクターによって異なる。


ちなみに、メインストーリーを読んでいない方でも問題なく楽しめる内容でした!


◆オススメデッキ


「ヒーローズバトル」では、各クラス3人ずつ、合計24人のヒーローおよびデッキが登場します。


どのデッキを使えば良いか迷わないように、先行プレイでの使用感を踏まえ「初心者」「復帰勢」「熟練者」におすすめのデッキをピックアップしてみました。


ぜひ参考にしてみてください!


【初心者にオススメ3選】


初心者にオススメのデッキの選定理由として最も重要視したのが、1ターンごとの選択肢(分岐点)は多くないけど、理想的なブン回りができれば強いということです。


その中でも、特に戦いやすいデッキをピックアップしました。


・王道のドラゴンの戦い方が楽しめる!ドラークデッキ


2ターン目に《竜の託宣》を撃つ!コストの高いカードを叩きつける!はい、勝ち!


メインストーリー暗黒世界編(ウェルサ)に登場したドラークのデッキは、第10弾カードパック「十禍絶傑」の環境で流行した、いわゆる「侮蔑ドラゴンデッキ」です。


第10弾カードパック「十禍絶傑」で登場した、ダメージを受けていることを能力の発動条件とする「侮蔑シリーズ」のカードを軸に据えています。


本来、ダメージを受ける側のカードと、能動的に自傷できるカードをバランス良く手札に揃えることが戦略のカギとなりますが、なんとドラークはヒーロースキルによって自傷できます!


つまり、能動的に自傷できる《烈絶の侮蔑・ガルミーユ》などのカードが手元にない状態でも、侮蔑シリーズの能力が発動可能に。


ドラークの初期HBPは3。


ドラークのヒーロースキルは、それぞれ+1/-1/-5と比較的低コストで使用できます。-1のスキルは、上手く活用することでHBPを+1できるので、比較的、HBPを貯めやすいリーダーです。


基本的に特定のカードを積極的に手札に揃えにいく必要がないのと、ヒーロースキルの扱いやすさという点で、初心者に特におすすめのデッキです。


・とにかくシンプルで扱いやすい!バニーデッキ


フォロワー出して顔を殴る!フォロワー出して顔を殴る!はい、勝ち!


運命相克編(レヴィール)で活躍した強盗、「バニー& バロン」の片割れバニーがリーダーとなるデッキです。いわゆる「連携ロイヤル」と呼ばれるデッキで、盤面にフォロワーを横展開して、打点を稼いでいくというシンプルなプレイングが特徴的。


方向性が分かりやすく扱いやすいので、普段ロイヤルを使わない方でもすぐに使いこなせる様になるでしょう。


ヒーロースキルも「強化&ドロー」「強化」「除去」というシンプルなラインナップ。


勝負のカギとなる、「ランダムな相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。これを2回行う。」というスキルを発動するのに必要なコストはわずか3HBP。


しかも、HBPを+1できるスキルもあるため、ターンを重ねるごとにどんどんHBPを貯めることができるという点も分かりやすいですね。


久しぶりに『シャドバ』を遊ぶ方や、今回の「ヒーローズバトル」をきっかけに初めてプレイする方におすすめのデッキです。


・ネクロマンサーの醍醐味「ラストワード」を活かした!カゲロウデッキ


いつの間にか「ラストワード」が溜まってて、凄いことが起きて、はい、勝ち!


ドラーク同様、暗黒世界編(ウェルサ)で登場した、記憶をなくした刀の幽霊カゲロウがリーダーです。ネクロマンサーの醍醐味である「ラストワード」を活用することで勝利を目指します。


カゲロウのヒーロースキルもラストワードに特化したもの。最終的にはフォロワーにバフをかけて勝利します。


このデッキの要となるのは、《常闇の花嫁・セレス》です。《常闇の花嫁・セレス》には、「進化時 インモラルディザイア 1枚を手札に加える。」という能力があります。


《インモラルディザイア》は、以下の効果を与えるスペルです。


(1)ラストワード 相手のリーダーにXダメージ。Xは「これの元の攻撃力」である。


(2)ラストワード 自分のリーダーをX回復。Xは「これの元の体力」である。


自分の手札のネクロマンサー・フォロワー2枚選択する。前者は(1)を持つ。後者は(2)を持つ。


(2枚を選択できるなら、プレイできる)


このカードとカゲロウのヒーロースキルを組み合わせると、OTKも期待できるでしょう。


「ヒーローズバトル」の一番の魅力は、なんと言ってもやはり、ヒーロースキルを存分に活用してフィニッシュを決めることです。カゲロウは比較的、そのプランが達成しやすいデッキなので、初心者にもおすすめです。


【復帰勢にオススメ3選】


初心者だけでなく、復帰勢でも楽しめるようになっているのが「ヒーローズバトル」の凄いところ。


「最近シャドバをあまりやってなくて、新しいカードが全然分からない」


「新しいフォーマット出たみたいだし、ちょっと軽く遊んでみようかな」


そんな方も楽しめます。昔の『シャドバ』をプレイしたことがある方なら、思わず「懐かしい!」と言ってしまう思い出のデッキが見つかるはず。


ここでは、復帰勢にオススメの“エモいデッキ”を3つ厳選しました。


・古き良きアーティファクトネメシス!フローゼスデッキ


皆さん大好き《ジェネシスアーティファクト》ですよ!


アーティファクトネメシスとは、「パラダイムシフト」を手札に加える能力を持ったカードを多く採用したデッキです。1ターンに大量のアーティファクトを展開しデッキを回転させながら戦っていくのが基本戦術です。


現在は機械ネメシスなどのテクニカルなデッキ構築が主流ですが、王道ネメシスの古き良き戦い方が楽しめるのが、フローゼスデッキのおすすめポイントと言えるでしょう。


フローゼスの初期HBPは3。ヒーロースキルの最大コストが3で、序盤から強力なヒーロースキルを使うことができます。ヒーロースキルをバンバン使って、「ヒーローズバトル」の醍醐味を存分に味わえるというのもこのデッキの魅力でしょう。


ネメシスはやや複雑な動きが多く、初心者には扱いづらいとされているクラスですが、その中では比較的シンプルな構築なので、普段他のクラスを使っている方でも扱いやすいでしょう。


・数々の伝説を産んだゼウスが懐かしい!アマリリスデッキ


ゼウス!ゼウス!ゼウス!!


『シャドバ』の歴史で数々の伝説を残してきたカード《至高神・ゼウス》。皆さんそれぞれに忘れられない思い出があるのではないでしょうか。


《至高神・ゼウス》の能力は以下の通りです。


ファンファーレ 下記の能力の中から、ランダムに1つの能力が働く。これをX回行う。Xは「このバトル中、自分のフォロワーが進化した回数」である。


「自分のリーダーを5回復」


「+3/+0して、「守護 を無視して攻撃できる」を持つ」


「+2/+1して、疾走 を持つ」


「+1/+2して、必殺 を持つ」


「+0/+3して、守護 を持つ」


つまり、進化回数がカギとなるカードです。


リーダーとなるアマリリスのスキルには、進化回数を稼げるものがあります。これを上手く使って、ゼウスが疾走を持つ確率をいかに高められるかが勝負の鍵を握るでしょう。


・《血統の王》が青春過ぎるアグロヴァンプ!アルザードデッキ


《血統の王》!《血統の王》じゃないか!


《血統の王》は、「自分の場にフォレストバットが出るたび、それはターン終了まで+1/+0されて、疾走を持つ。」という能力を持っており、《フォレストバット》とその他のカードの組み合わせでリーサルを狙っていくという戦い方が特徴です。


リーダーであるアルザードのヒーロースキルもすべて、《フォレストバット》に関わるものです。《フォレストバット》を一気に横展開し、バフをかけることで早期決戦が見込める、スリリングなデッキといえるでしょう。


個人的には《血統の王》デッキでRAGEのDay2に行った思い出があるので、使っていて大興奮でした。


【熟練者にオススメ3選】


長年シャドバで遊んでいて、戦略性の高い、選択肢が多いデッキが好きという方もいるのではないでしょうか。ここでは、『シャドバ』ベテランさんにおすすめの、一癖も二癖もある骨太デッキを3つ紹介していきます。


「ヒーローズバトル」は、普段のバトルに新たにスキルが加わる形となるので、その時点で通常よりも考えることが多い戦いとなります。その中でも、“特に”複雑なデッキを見ていきましょう。


思いっきり頭を使いたい方や、通常の『シャドバ』にもう一口加えたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!


・8年間の知識を総動員せよ!ミズチデッキ


出ましたハイランダーデッキ。


ミズチデッキは《絶大の唯我・マゼルベイン》以外のカードがそれぞれ1枚ずつで構成されたデッキです。つまり、手札のラインナップに合わせて、臨機応変に戦う必要があります。


基本的に特定のカードを狙って引くのは難しいため、その時の最善手を常に取り続ける必要があり、ヒーロースキルとの組み合わせも考慮すると、かなり難度が高いといえるでしょう。


すべてのカードの能力を把握しておかないと組み合わせを考えられないので、『シャドバ』8年間の集大成として、その腕試しをしてはいかがでしょうか。


デッキ構成が多様な分、ミズチのヒーロースキルは比較的シンプルです。


-6のヒーロースキルで手に入る《ミズチの一刀》は、メインストーリー「天象旅籠編」内のバトル限定のカード、つまりストーリーモードでしか登場しないカードです。


《ミズチの一刀》の能力は以下の通り。


(1) 相手のフォロワーすべてに1ダメージ。自分の手札全てのコストを-1する。


(2) 自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。カードを1枚引く。


(3) 自分のリーダーは、ターン終了まで「自分のフォロワー、スペル、アミュレット、リーダーが与えるダメージを+1する」を持つ。


上記の能力が順にX回働く。Xは「(これを含めず)このターン中にプレイした自分のカードの名前の種類」である。上限は9回。


「このターン中にプレイした自分のカードの名前の種類」が重要な要素であることから、ほとんどのカードが1枚ずつというデッキ構成になっていることが分かりますね。


これまでは、対CPU戦でしか使えなかった《ミズチの一刀》を、対人戦でどのように活用するのかが勝負の鍵を握るでしょう。


・耐えて耐えて耐えて、奥義!ベルディリアデッキ


ヒーロースキル&デッキの組み合わせには、大きく分けて2つのパターン「デッキの勝ち筋をスキルがサポートするパターン」「スキル自体が勝ち筋になっていて、そのスキルを発動するためにデッキが構築されているパターン」があると感じました。


ベルディリアデッキは、明らかに後者のデッキです。


フォロワーを進化させて、奥義の-9のスキルを目指します。またデッキ内最大コストの《アポストルアームズ》は、以下のファンファーレを持つフォロワーです。


「ランダムな相手のリーダーか相手のフォロワー1体に2ダメージ。自分のリーダーを1回復」これをX回行う。Xは「このバトル中、自分のフォロワーが進化した回数」である。上限は10回。


進化した回数が10回以上であれば、OTKを狙えるでしょう。ただし、「ヒーローズバトル」ではリーダーの初期体力は25なので、20ダメージではリーサルは狙えません。


普段のリーサル計算と異なる点もまた楽しいポイントです。


ベルディリアデッキの特徴は、強力かつ発動条件が厳しいヒーロースキルです。ベルディリアの初期HBPは0ポイントで、勝負の鍵を握る最も強力なスキル発動には9ポイントを要します。


HBPを増やすには、フォロワーの「進化」が必要。そのため、勝負序盤では0コストのヒーロースキルを使う他ならず、耐え忍ぶ戦いになります。


序盤はコツコツと進化回数を積み重ね、後半戦で一気に重量勝負を仕掛けられるのは、ビショップならでは。ヒーロースキルとフォロワーの能力を組み合わせて、フィニッシュを決めた時の快感は、他のデッキでは味わえないでしょう。


・難解ルートを見極めて最速で奥義を決めろ!カステルデッキ


練度が出るデッキといえば、やはりコントロールエルフでしょう。


「カステルエルフ」で有名なカステルですが、ここまででお読みいただければ分かる通り、「ヒーローズバトル」ではリーダーのカードはデッキに含まれていません。


よって、このデッキにもカステルは含まれておらず、「アクセラレート」を駆使してフィニッシュを目指します。


2つの0ポイント能力はどちらも強力。特に1つ目がヤバくて、手札事故とは無縁です。ただ適当にスキルを使っていると、手札が燃えまくってえらいことに。


-8ポイントで手札に加える《粛清の神託》は、ベルディリアの奥義と同じく、手札のコストを下げるカード。まさに必殺技です。ちなみに先行体験会でも《天喰らう異形》《サタン》を1ターンに5体並べて、気持ちよすぎでした。


◆昔の『シャドバ』仲間とオンライン通話しながら遊びたい!


先行体験で「ヒーローズバトル」をプレイした感想は、「“懐かしさ”と“新しさ”でシャドバが融合進化している!」というものでした。


「ヒーローズバトル」では、リーダーの初期体力は25からスタートします。


長期戦が予想されるのかと思いきや、ヒーロースキルの使い方を極めていくと、尋常じゃないほどのアグロ戦術を取ることもでき、一見、難しそうなコントロールデッキでも練習すれば気持ちよくOTKを決められました。


「ヒーローズバトル」の開催期間は、4月24日(水)12時~5月7日(火)4時59分とのこと。個人的にはゴールデンウィークに、昔の『シャドバ』仲間とオンライン通話しながら、一緒に練習した日々やRAGEでの思い出を語り合いながらプレイしようと思います。


© Cygames, Inc.




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