ファミマ、コンビニエンスウェアから「文具」を発売 環境に配慮した素材を使用

　ファミリーマート（東京都港区）は、同社が展開する「コンビニエンスウェア」の新ラインとして、コクヨと共同開発した「文具」35アイテムを4月23日から発売する。デザインや機能性だけでなく環境にも配慮した商品で、文具という新分野に挑戦する。

　コンビニエンスウェアは、ファッションデザイナーの落合宏理氏と共同開発し、「いい素材、いい技術、いいデザイン。」のコンセプトを掲げ展開するファミリーマートのオリジナルブランド。今回、新たな挑戦として文具を新ラインとして展開する。

　コクヨと共同開発を行い、使い心地やデザインも追求しながら、パッケージに紙やバイオマスプラスチックを使用し、環境に配慮したアイテム展開とした。

　書き心地の良さを追求し中紙を使用した「キャンパスノート」や、ファミリーマートカラーの「カドがたくさんある消しゴム」「カラーマーカー」など、計35アイテムを発売する。

●ファミリーマートカラーのアイテム含め計35アイテム

　「キャンパス綴じノート」（B5：228円、A6：178円）は、1975年の発売から改良を重ね、48年間愛され続けている定番アイテム。書き心地にこだわった中紙には「森林認証紙」を使用。数量限定で発売する。

　「カドがたくさんある消しゴム」（348円）は、28カ所のカドで、使いやすさ、消しやすさを実現した消しゴム。ファミリーマートカラーの緑、白、青の3個パックで販売する。

　「ラインソックス消しゴム」（280円）は、コンビニエンスウェアを象徴するソックスを消しゴムとして具現化した。消しゴムとして使っていくと、使い古した靴下のように愛着がわくような遊び心を取り入れた。数量限定で発売する。

　「スライド式ハサミ」（870円）は、持ち運びやすいスリムでシンプルなフォルムで、スライダー内部の機構パーツにはアクセントカラーのオレンジをあしらい、遊び心を体現した。

●「マーカーセット」や「針なしホッチキス」も販売する

　「マーカーセット　空と時間（5色入り）」（990円）は、朝から夜にかけての時間のうつろいによって変わる「空の色」にインスピレーションを受けたカラー（夜明けの黄、晴天の青、夕焼けの橙、夕暮れの紫、夜空の紺）の2WAY仕様のマーカー5色セット。数量限定で発売となる。

　「ゲルインクボールペン」（198円）は、シンプルなワントーンカラーのボールペンで、グリップのカットされた平面部に親指を置くと、安定して持つことができる。

　「針なしホッチキス」（878円）は、針を使わずに紙をとじることができ、とじた紙をそのままシュレッダーにかけることもできる。外れにくい矢印刃を採用した。

　「スティックのり」（298円）は、角にも細部にも塗りやすい四角い形状で、机の上でも転がりにくい設計にした。四角いのりに気密性を保つ丸キャップを組み合わせることでのりの乾燥を防ぐ。塗った場所がすぐにわかる色つきだ。

　他にも「カッターナイフ」（548円）や「テープのり」（348円）、「シャープペンシル」（198円）など、計35アイテムを全国のファミリーマート店舗にて発売する。