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新しい「iPad Pro」と「iPad Air」は何が変わった? 先代モデルとスペックを比較する

ITmedia Mobile / 2024年5月13日 11時39分

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新しい「iPad Pro」

 Appleは5月7日(日本時間)、M4チップを搭載した新型「iPad Pro」と、M2チップを搭載した「iPad Air」を発表しました。またアクセサリーとして、Apple Pencil Pro、Magic Keyboardも発表されています。

 これまで、iPad Airは11型(10.9型)の1モデルのみでしたが、新型iPad Airは11型と13型という2サイズのラインアップ。iPad Proも従来通り11型と13型(これまでは10.9型と12.9型)の2サイズ展開です。

 本記事では、新型iPad ProとiPad Airが従来モデルから何が変わったのか、スペックを比較しつつ確認します。

●iPad初のOLEDを採用したiPad Pro

 まずディスプレイですが、大きく変わったのはiPad Pro。iPad史上初となるOLEDディスプレイを搭載します。しかも、ただのOLEDではなく、OLEDを2枚重ねたタンデムOLED構造のUltra Retina XDRディスプレイを採用。フルスクリーン輝度1000ニト、ピーク輝度(HDR)1600ニトというのは従来のLiquid Retina XDRディスプレイから変わりませんが、コントラスト比が200万:1と倍にアップしています。

 また、1TBと2TBモデルでは、オプションとしてNano-textureディスプレイガラスを選択可能です。標準ガラスと比べて、画質とコントラストを保ちながら、写り込みを減らせるとのことです。

 iPad Airは、従来通りのLiquid Retinaディスプレイ(IPS液晶)。iPad Pro、iPad Airともフルラミネーションディスプレイを採用しており、Apple Pencilなどを利用する場合にペン先と描画される位置が近くなり、より自然な操作が可能となっています。

●M4チップ搭載のiPad Pro iPad AirはM2に

 iPad Proには、Apple製品として初となる「M4」チップを搭載。256GBと512GBモデルは3つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した9コアCPU、1TBと2TBモデルは4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPUとなります。第2世代の3ナノメートルテクノロジーで、電量効率がさらに向上。性能面でも、M2搭載のiPad Proと比較して10コアCPUのパフォーマンスが最大1.5倍に高速化。GPUのレンダリングパフォーマンスも最大4倍高速になっています。

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