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赤外線リモコンの制限は解消された? 新登場の「SwitchBotハブミニ」Matter対応版を試す

ITmedia PC USER / 2024年4月3日 17時0分

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スマートリモコン「SwitchBot ハブミニ(Matter対応)」。実売価格は5980円(税込み、以下同様)だ

 SwitchBotから、スマートリモコン「SwitchBot ハブミニ」のMatter対応版が登場した。

 スマートホームの共通規格であるMatterに対応しているということは、共通の手順でセットアップができることに加えて、Appleの「ホーム」アプリを使って、赤外線リモコン対応の家電製品の操作が可能になることを意味する。

 果たしてこれらの使い勝手はどのようなものだろうか。また従来の「ハブ2」にあった登録方法による制限は解消されているだろうか。今回実機を購入したので、Matterのセットアップ手順を始め、使い勝手を紹介する。

●外観は従来モデルと同様 ポートはUSB Type-Cに

 SwitchBotシリーズでは、既に販売中の「SwitchBot ハブ2」がMatterに対応しており、本製品が2製品目のMatter対応スマートリモコンということになる。日本国内で販売されているスマートリモコンでMatterに対応しているのは、同社以外では現状「Nature Remo nano」しかないため、貴重な存在といえる。

 本製品の外観は、従来のSwitchBotハブミニと変わらない。小さな箱型のボディーの裏には、USBケーブルの差し込み口があり、ここから給電を行う。背面には壁面に掛けておくための穴が開いているのに加え、両面テープも付属しており、赤外線リモコンの信号が届きやすいところへの設置も容易に行える。

 USBポートは、従来のmicroBからUSB Type-Cと改められている。このUSBポートは、背面のくぼんだ位置にあり、ポートの向きを見分けづらく、ケーブルをうまく挿せないことが少なくなかったので、表裏がないUSB Type-Cへの変更は歓迎だ。これ以外については、ざっと見た限りでは変更点はないようだ。

●Matter利用時もSwitchBotアプリへの登録は必要

 利用にあたっては、まず従来モデルと同じく、SwitchBotアプリに本製品を登録した上で、赤外線リモコン対応の家電を登録する。赤外線リモコンの設定は既存製品からのコピーも可能なので、製品の乗り換えはスムーズだ。

 本製品はiPhoneのホームアプリからも操作できるのが利点だが、ホームアプリには家電製品を登録する機能はないため、必ずこのSwitchBotアプリで家電製品の登録を行った後、ホームアプリと連携する必要がある。Matter対応スマートプラグのように、元メーカーのアプリを使わずにホームアプリから操作できるわけではないので要注意だ。

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