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MSIから裏配線マザーが2モデル登場!

ITmedia PC USER / 2024年4月22日 12時5分

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パソコンSHOPアークに入荷した「B650M PROJECT ZERO」

 先週、MSIからAMD B650チップセットを搭載した「B650M PROJECT ZERO」と、Intel B760搭載の「B760M PROJECT ZERO」が売り出された。いずれもmicroATXサイズのマザーボードで、電源ケーブルやピンヘッダーなどを基板の裏側に配置しているのが特徴だ。価格はともに3万7000円前後となる(税込み、以下同様)。

●AMD B650とIntel B760搭載の「PROJECT ZERO」がデビュー

 PROJECT ZEROは同社の裏配線デザインを採用した製品全体にかかる名称で、ギガバイトの「Project Stealth」やASUS JAPANの「Advanced BTF」などが同様のコンセプトで登場している。

 入荷した各ショップで注目度は高い。パソコンSHOPアークは「コネクター類を裏側に回せるので、見栄えがするマシンが組みやすくなりますね。対応するケースと組み合わせる必要があるため、そのあたりのラインアップの充実を待っている人は結構いるんじゃないかと思います」と話していた。

 この「対応ケース待ち」の状況にやきもきしているという声もあった。別のショップは「マザーボードメーカーで共通の規格を作れば良かったのに、皆バラバラに裏配線を進めるものだから、今後はPCケースの選び方がより複雑になるでしょうね。メーカーによる囲い込みにも繋がりかねません。いろいろなメーカーのパーツが自由に組み合わせられる方向に向かってくれた方が楽しいんですけどね」と不安をこぼしていた。

●Corsairから側面端子の白電源「RMx Shift White」が売り出される

 一方で、電源コネクターを側面に配置した電源ユニットも登場している。Corsairの「RMx Shift White」シリーズで、定格1200Wと1000W、850W、750Wの4モデルが選べる。価格は順に4万2000円前後と3万5000円強、2万7000円強、2万4000円前後だ。

 2023年2月に登場した「RMx Shift」シリーズの白バージョンで、140mm径のファンを搭載するフルモジュラー仕様である点は共通している。80 PLUS GOLD認証を取得し、いずれのラインアップも12VHPWRコネクターを備えている。なお、定格750Wモデルは白のみとなる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「各種電源ケーブルの出し方を工夫する選択肢として面白いシリーズですね。白モデルなのでケーブルを表に出したい人も少なくないと思いますが、そこも含めていろいろ考えを巡らせるのもいいですよね」と評価していた。

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