「9ボーダー」4月26日OA第2話あらすじ 記憶の断片が舞い降り動揺するコウタロウ（松下洸平）のため、七苗（川口春奈）が動き出す

「9ボーダー」第2話　大庭七苗（川口春奈）　（C）TBS

女優の川口春奈が主演を務める連続ドラマ「9ボーダー」（TBS系）の第2話が、26日に放送される。

19歳、29歳、39歳と、「大台」を迎える前のラストイヤー＝「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結し、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描く完全オリジナルのヒューマンラブストーリー。木南晴夏と畑芽育が川口の姉と妹役を演じる。

「9ボーダー」第1話振り返り

飲食業のトータルプロデュース会社で働く29歳の大庭七苗（川口）は、最年少で役職に抜擢された仕事ができるしっかり者。しかし、仕事に打ち込むあまり恋愛からは遠ざかっており、気づけば周囲は結婚して家庭を持つようになっていた。なんとも言えないやりきれなさを抱えていたなか、実家の「おおば湯」を営む父、五郎が置手紙を残して失踪。これを機に、夫と4年もの別居生活を送る39歳の長女、成澤六月（木南）と、浪人生という名目で実家に居座る19歳の三女、八海（畑）、そして七苗の3姉妹が実家に集結し、父の行き先に思いを巡らせた。

ある日、自分はどうなりたいのかと自問していた七苗は、川沿いに座って弾き語りをするコウタロウ（松下洸平）と出会った。唐突に「僕が誰だかわかりますか？」と聞かれた七苗は目を丸くしながら「いいえ」と返し、不思議そうな表情を浮かべながらその場を去った。やがて、2人は雨降る夜に同じ場所で再会。その後入ったバルの店主、辻本あつ子（YOU）は、五郎と知り合いだったと述べた。

そこで、自分の人生はそれなりに充実していると語る七苗。コウタロウはコーヒーを差し出しながら、本心を見透かすように「ホントは寂しい？」と見つめた。あつ子によると、コウタロウは、1カ月前に店の外で倒れていて、過去の記憶をなくした記憶喪失であるという。「コウタロウ」という名前も仮名で、行く場所がない彼を住まわせ、店も手伝ってもらっていた。

七苗はそんなコウタロウと一緒に夜桜を見に行くことになり、「自分がどうなりたいか何も分からない。本当はあなたの言う通り、寂しい…」と涙。好きな人もいないのに一人で幸せになれるのかと不安をのぞかせた。コウタロウは、「俺のこと、好きになっていいよ」と話しかけ、「俺もきっと君を好きになる。そんな気がする」と七苗の手を握った。