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[遠藤功治]【進む海外移転、部品メーカーにも試練】~ “キラリと光るダイヤモンドの原石企業” 広島県編 2~

Japan In-depth / 2015年4月25日 23時0分

結果として赤字から過去最高益更新という業績回復には目を見張るものがあります。ただその影で、過去何回早期退職という名前で何千人の従業員を切ってきたのか、また当社のような下請け部品メーカーが、どのような地獄を見てきたのか、そのような背景を忘れることは出来ません。親会社の自動車メーカーが、何年振りのベアアップ、ボーナスアップと言っている影で、多くの自動車部品メーカーが、未だに自転車操業の最中にあることも忘れてはいけません。

今後はほぼ確実に、国内の自動車生産台数は減少し続けます。マツダは今まで海外生産が少なかった分、いかに円安とは言え、着実に海外移転が進みます。その中で、ダイキョーニシカワのような、マツダ系部品メーカーには、厳しい経営環境が続くことでしょう。穏やかな瀬戸内海に面し、ポカポカ陽気に一息ついたように見えますが、実は次の4-5年が、経営の正念場なのです。

企業情報:ダイキョ―ニシカワ

広島県安芸郡坂町、資本金:43億円、売上高1,267億円、従業員数 4,300人

※トップ画像/ダイキョーニシカワ株式会社HPより引用

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