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東南アジアで絶大な人気 安倍ドクトリン

Japan In-depth / 2016年5月3日 23時0分

「安倍首相は日本が東南アジアで年来、築いてきた経済基盤の上に確固たる地政学的な土台を構築しようとしている。そのためにアメリカの防衛関係を強めながらも同時に東南アジア諸国が安保面で相互連帯を強化できるよう支援してきた。この新関与政策は安倍ドクトリンと呼ぶべきだ」

肝心のアメリカでも安倍政権への超党派の評価が一段と高くなった。日米同盟の堅固さや円滑さは近年の歴史でも最高に近くみえる。安倍政権下で平和安全法制関連二法が施行され、米側が長年、期待してきた集団的自衛権解禁が実現したことへの歓迎はとくに強い。

そんな現状を反映した論文が「太平洋フォーラムCSIS」から発表された。アメリカ海兵隊出身の日米同盟専門家グラント・ニューシャム氏の「安倍首相を在任中に享受しよう」と題する論文だった。

この論文は安倍首相を「戦後の日本でも最も行動的な防衛政策、最も積極的な外交政策を推進する首相」と称賛しながら、もし安倍氏が退陣すれば、また内向きの平凡な首相に逆戻りするという事態も米側は想定せよと警告していた。

アメリカからアジアに広がるこの種のいまの日本評価は日本の野党などには「不都合な現実」なのだろうが、国際的な現実であることは否定できない。

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