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呆れた反日プレリュード 慰安婦問題は序の口? その1

Japan In-depth / 2017年2月9日 12時43分

日に日に同胞が死にはじめ、脱出を試みる。逃げた同胞は見せしめのため、夜通し拷問されて心身ともにボロボロになるのだが、翌朝には石炭掘りをしなければならなかった。やがて1945年8月9日、長崎に原爆が落とされ、『一度入ったら二度と抜け出せない地獄島“軍艦島”。日本は、朝鮮の少年たちにこの島から出る機会を一度だけ与えました。死の街と化した長崎に連れていき、後始末をさせたのでした。結局、わが同胞少年たちは、全身に放射線被害を受けて徐々に死んでいきました』

実際に軍艦島で生活体験がある方に事実検証を伺うと、こんな指摘をしてくれた。『12歳は入坑禁止でしたから主人公の少年が12歳ということはありえません。たしかに食事が少なかったことは事実でしょうけど、“犬の餌よりひどい”ということはないし、日本の監視兵に鞭打たれたとありますが、監視兵などいなかったですし、第一、こんな拷問されたら翌日労働などできるはずがありません』。

そして、この荒唐無稽な絵本に、民族問題研究所・植民地歴史博物館建設委員長で歴史家・李離和(イ・イファ)氏がこんな後書きを寄せている。朝鮮半島が『日本の植民地支配を受けた時、日本は我が国の金のような資源を奪っていき、成人と青少年そして女性たちも強制的に連れて行って酷使しました。軍艦島に連れていかれた少年たちは地下炭鉱で苦しい労働をしながら飢え死にしました。その余波で今も民族と国が南と北にわかれて争っています。私たちはこうした歴史を正しく知って統一を実現しなくてはなりません』

北朝鮮主導による朝鮮半島統一をあおる北の思惑を見事に代弁している。いずれ日朝国交回復がなされる際、日本から巨額の戦後賠償金を引き出すため、可能な限り日本人に歴史認識の贖罪を負わせておくことは得策だ。実際には日本が朝鮮、台湾、満州に置いてきた残置資産の総額は外務省の記録をもとに概算すると約70兆円にもなるのだが・・・

そして前述した絵本の最後に『原爆投下の後始末のため朝鮮人の少年たちが長崎に連行されて死んでいった』とあるが、軍艦島の証言者は『原爆が落ちて7日目ぐらいに長崎に後片づけの仕事に行ったが、道路はある程度整理されており、死体などはなく1泊して軍艦島に戻った』と指摘した。歴史問題を対日戦後補償請求カードにするためには針小棒大な虚偽が必要なのであろうが、あまりにも悪質だ。ちなみに絵本の原作者尹ムニョン氏は『我らの独島から来た手紙』『平和の少女像』などの著作もある。

この原稿を執筆している最中、こんなニュースが飛び込んできた。『慰安婦「平和の少女像」に続き、強制徴用労働者像がソウル付近に設置される見通しだ』(「韓国市民団体、「強制徴用労働者像」設置推進へ」朝鮮日報2017年2月2日)。やはり慰安婦問題の次に日本を襲う悪夢は強制労働か?韓国の市民団体と称する北朝鮮工作部隊の暴走はとどまるところを知らないが、今度こそ日本側も毅然とした対応が必要だ。

(その2に続く。本シリーズ全2回)

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