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【イタすぎるセレブ達・番外編】デンマーク女王、即位52周年記念日に退位 長男フレデリック皇太子が国王に

TechinsightJapan / 2024年1月2日 9時54分

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デンマーク王国の女王マルグレーテ2世(83)が、大晦日に放送された恒例のテレビ演説で突然の退位を表明した。女王は即位52周年にあたる1月14日に正式に退位し、長男のフレデリック皇太子(55)が国王に即位することになる。女王の退位表明を受け、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は声明文を発表し、女王の功績を称えるとともに新たな君主に対する期待を述べた。

現地時間12月31日午後6時、デンマーク女王マルグレーテ2世による大晦日恒例のテレビ演説が放送された。女王は新年を迎えるにあたり、突然のニュースを発表した。

マルグレーテ女王は1972年1月14日、当時の国王だった父フレデリック9世の崩御後に即位した。それ以来、ヨーロッパで最も在位期間が長い現職君主であり、2022年に英エリザベス女王の崩御後は世界唯一の女性君主となった。



女王の大晦日の演説は、デンマークの首都コペンハーゲンにあるクリスチャン9世宮殿の応接室で行われた。

その中で女王は、2023年初頭に背中の手術を受けたことに触れ、「手術をしたことが、自然と将来について考えるきっかけとなりました。次世代に責任を委ねる時が来たのかどうかということです」と国民に向けて語りかけた。

そして、女王は即位52周年にあたる日に正式に退位し、王位を長男のフレデリック皇太子に譲ると表明した。

「私は今がその時だと決断しました。2024年1月14日に最愛の父の後を継いで52年、私は女王の座を退きます。王位は息子のフレデリック皇太子に譲ります。」

デンマーク王室の伝統では、正式な戴冠式は執り行われず、新たな君主の即位は当日にアマリエンボー宮殿で発表されるだけだ。

フレデリック皇太子はデンマーク国王として、立憲君主制である同国とデンマーク領であるグリーンランドとフェロー諸島の国家元首に即位することになる。即位に伴い、皇太子の妻でオーストラリア出身のメアリー皇太子妃は、デンマークの王妃となる。



マルグレーテ女王の退位表明を受け、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は声明文を発表し、「全国民を代表し、王国のために生涯を捧げ、たゆまぬ努力を続けてこられた女王陛下に心から感謝の意を表したいと思います」と女王の功績への感謝を述べた。

さらに「摂政の任務と地位は1,000年以上にわたって受け継がれてきましたが、今、王位が変わる時が来たことを理解するのはまだ困難です」と記し、こう続けた。

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