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【イタすぎるセレブ達】デンマーク女王、君主として最後の公の場に 黄金の馬車に乗り笑顔で手を振る

TechinsightJapan / 2024年1月6日 10時1分

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デンマークのマルグレーテ2世女王(83)が、黄金の馬車に乗ってコペンハーゲンの街に現れた。この馬車は年に一度、新年のセレモニーのために使用される特別なもので、今月に退位する女王が君主として乗るのは今回で最後となった。当日は雪が積もっているにもかかわらず、沿道には女王の姿を一目見ようと多くの人々が集まった。

デンマークのマルグレーテ女王は現地時間12月31日に放送された恒例のテレビ演説で、即位52周年にあたる1月14日に退位すると発表した。

マルグレーテ女王はヨーロッパで最も在位期間が長い現職君主であり、2022年に英エリザベス女王が崩御後、世界唯一の女性君主となった。女王の退位に伴い、長男フレデリック皇太子が国王に即位し、妻メアリー皇太子妃が王妃となる。

衝撃的な発表から一夜明けると、デンマーク王室では恒例の新年の祝宴がスタートした。

1月1日には、デンマークの首都コペンハーゲンにあるアマリエンボー宮殿で新年の晩餐会が開催され、マルグレーテ女王、フレデリック皇太子、メアリー皇太子妃ら王室メンバーが出席した。

3日には、コペンハーゲンにあるクリスチャンスボー城でレセプションパーティが開催され、女王と皇太子夫妻がデンマークの外交団に新年の挨拶をした。



そして4日には、同城でデンマーク国防省とデンマーク緊急事態管理庁の1等、2等、3等階級の将校、主要な国家機関や後援団体の代表者を含む1000人以上のゲストを招いた新年のレセプションが開催された。



君主として最後の新年行事となったこの日、マルグレーテ女王は6頭の馬が牽引する黄金の馬車に乗り、住居であるアマリエンボー宮殿からクリスチャンスボー城へと移動した。



「クリスチャン8世の馬車(Kong Christian VIII’s karet)」と呼ばれる馬車は、24金の金箔で覆われ、屋根に4つの王冠のオブジェが装飾されたもので、1840年に馬車職人のヘンリー・ファイフ氏(Henry Fife)によって作られた。



この馬車は年に一度、新年のセレモニーのために使用される特別なもので、女王が君主として乗る最後の機会となった。そのため、女王の姿を一目見ようと沿道には多くの人々が集まった。

現地メディアによると、騎兵連隊の隊員達にエスコートされ、女王を乗せた馬車が雪の積もった街を通り過ぎると、群衆の歓声やトランペットの音、馬の蹄の音が響き渡ったという。

女王はブラウンの毛皮のロングコートを纏い、両手には白い手袋を着けていた。寒空の中、集まった人々に向かって笑顔で手を振る場面も見られた。

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