【海外発!Breaking News】中絶手術の恐ろしい「万が一」 子宮壁に穴が開き女性が死亡(米)
TechinsightJapan / 2016年10月25日 13時55分
安易な性行為に安易な中絶。医療先進国であってもこれが時には命を落とす事態にもなりかねないため、女性は本当に注意が必要なのだ。このほど米ニューヨークで…。
人工妊娠中絶の手術を受けにきたジェイミー・リー・モラレスさんという30歳の女性を失血死させた疑いで逮捕されたのは、ニューヨーク市クイーンズ区にある「Flushing clinic Liberty Women’s Health Care of Queens」のロバート・ロー医師(52)。クイーンズ地区検事局は、ジェイミーさんの子宮壁には手術器具によるものとみられる穿孔があり、子宮につながる重要な動脈にも傷がついていたことから、ロー医師を業務上過失致死の容疑で起訴していた。このほどクイーンズ区にある郡上級裁判所でその罪状認否が行われたことを『nypost.com』が伝えている。
ローは今年7月9日、妊娠第二期(5~7か月)に入っていたジェイミーさんについて人工妊娠中絶手術を行った。手術の終了とともにジェイミーさんは回復室へ移動。しかしある時からどくどくと出血し始めたことからロー医師は緊急の処置をした。その後ジェイミーさんは混乱し一時は気を失ってしまったが、それでもいくらかの出血は仕方がないことで合併症などではないと説明され、妹の運転する車で自宅へ戻ることになった。しかしジェイミーさんはその後部座席で突然倒れて意識を失い、ブロンクス区の大きな病院へ搬送されたものの大量の出血により命を落としてしまった。
裁判を前にロー医師の弁護を担当するジェフリー・リヒトマン氏は強気の姿勢を崩していない。「ロー医師はその道23年のベテラン。中絶手術においても経験と実績は素晴らしく、何か不具合があればベテランとしての勘も働くはずだ。悲劇は事実だとしても、医療過誤、犯罪とみなすのはいかがなものか」と主張している。もしも有罪判決が下った場合は、最高で懲役15年の実刑判決が言い渡されるものとみられている。日本でもそうだが中絶が可能になるのは妊娠6か月2週目までとされ、胎児が大きくなればなるほど合併症を起こすリスクが高くなる。
出典:http://nypost.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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