【海外発!Breaking News】末期ガンの女性医師 「最期まで今まで通りに」死の2日前まで勤務(スコットランド)
TechinsightJapan / 2016年12月7日 11時51分
今年11月、膵臓ガンと診断されたイギリスの40代の男性が放射線治療を打ち切り、生後10か月の息子のために1か月早いクリスマスを迎えたことをお伝えした。この男性は末期ガンで手術が難しい状態だったが「病気に打ち勝ってみせる」と笑顔を見せつつ、息子の誕生日用に18年分の手紙をしたためた。
もし自分が末期のガンだと知ったらどうするであろうか。バケットリストを作り心残りがないよう旅に出る、ホスピスに入って安らかに最期の時を過ごす、あきらめず病気と闘う…様々な選択肢があるだろうが、スコットランドの働き盛りの40代女性は「今まで通り、変わることなく楽しく過ごしたい」と死の2日前まで仕事をし、人々に明るい笑顔を残してあの世に旅立ったという。
スコットランド、フォート・ウィリアム在住のサラ・プリンスさんが末期の胆管ガンと宣告されたのは、今年9月のことだった。余命2か月というあまりにも残酷な宣告であったが、彼女は“最期まで今まで通りに過ごすこと”を決断する。
ベルフォード病院で働く外科医でもあるサラさんは、病気のことを仕事仲間や友人には告げず、普段と変わらずに死の2日前まで病院で勤務し続けた。そして告知から2か月後の11月19日、その短い生涯を閉じた。43歳だった。
サラさんを知る若手医師の1人は「彼女は最高の外科医であり、常に刺激を与えてくれる存在でした」と語り、その若すぎる死を惜しんだ。
サラさんの夫で同じく医師でもあるパトリック・バーンさん(43)は彼女の死後、Facebookで次のように述べている。
「私の美しい妻、サラがこの世を去りました…。彼女が9月に末期ガンの告知を受けた時、サラは私に“同僚には伝えないでほしい”と懇願しました。私はそんな彼女の意志を大切にしてあげたかった…。彼女はそれからも、いつものように同僚にジョークを飛ばし、普段と一緒の生活を楽しんでいました。最期までとても幸せだったと思います。」
「彼女は意志が強く、スマートで思いやりのある女性でした。いなくなって寂しいと思うのは私だけではないでしょう。」
「サラを知るたくさんの人がこの投稿を目にしてくれることを願っています。どうか皆さん、彼女と過ごした楽しい時を思い出して下さい。彼女の死を悲しむのではなく、彼女が人生を全うしたことをお祝いしてあげてほしいのです。」
出典:http://www.dailyrecord.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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