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【海外発!Breaking News】「妻と娘を殺ってくれ」殺し屋へのメッセージを元上司に誤送信した男(米)

TechinsightJapan / 2017年2月19日 17時30分

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妻と娘が邪魔になってしまった男は、2人をこの世から消し去ることを思いついた。そこで殺し屋に2人の殺人依頼をしたのだが、男のミスでそのメッセージが元上司に届いてしまったという。男は警察へ通報され逮捕となったことを、米メディア『Kiro 7』などが伝えている。

近隣住民から「とてもそんな人には見えない」と言われていた米ワシントン州スノホミッシュ郡のモンローに住むジェフ・リトル被告(42歳)。彼は「妻と娘を殺してくれたら、保険金の分け前は半分ずつだ」といったメッセージを元上司に送ってしまった。

リトル被告は「シェイン」と名乗る殺し屋に宛てるつもりで、「妻を殺すのを手伝うと言ったことを覚えているか」とメッセージを送った。同被告は「もし殺ってくれるなら、妻と娘の生命保険金150万ドル(約1億7千万円)は山分けだ」と伝え、妻のローダ・ミーさん(Rhoda Mee)の保険金100万ドル(約1億1千万円)と“ボーナス”として娘の保険金50万ドル(約6千万円)をほのめかし、4歳の娘まで一緒に始末してもいいという残酷な依頼をした。

「妻はウォルマートで夜11時まで仕事をしているんだ。強盗に見せかけて妻を襲うなり事故に見せかけて殺すなりしてくれればいい」そんな指示まで出していたリトル被告だが、メッセージの送り先が元上司だったために8日、スノホミッシュ警察に「殺人依頼容疑と家庭内暴力容疑」で逮捕された。

取り調べでリトル被告は「4歳の娘がメッセージを送ってしまった」と言い訳をしたものの、検察官は本人がしたことに間違いないと述べている。皮肉にも、リトル被告の保釈金は妻の生命保険と同額の100万ドルに設定されたそうだ。

被告が誤った相手にメッセージを送ったことで、妻と娘の命は救われた。しかし先月にフロリダ州オーランドで起こった事件では、口論の際にカッとなって妻を絞殺、その後妻になりすましてFacebookを更新し続けていた男が逮捕されており、幼い子供を持つ母親の命が救われることはなかった。

出典:http://www.kiro7.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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