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【海外発!Breaking News】巨大ヘビの体が平らに! 振り回して叩きつけ骨を砕くワニ、近距離からの映像に衝撃(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年4月7日 5時0分

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米フロリダ州南部の湿地帯「エバーグレーズ国立公園」で先月29日、ワニ(アリゲーター)が巨大なビルマニシキヘビを捕食する光景が捉えられた。カメラを構えた女性はワニから約3メートルの位置から撮影、迫力ある映像に注目が集まった。米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。

フロリダ半島南端に位置し、1979年にユネスコの世界遺産に登録された「エバーグレーズ国立公園」は、四国の約1.5倍という広大な湿地に希少な動物たちが多数生息している。

フロリダ州に約130万頭生息すると言われるワニもその一つで、繁殖期にあたるこの時期はより攻撃的になり、活発に活動する。

先月29日午後のこと、同公園を訪れていたカティーナ・ボイチューさん(Katina Boychew)は、ワニが巨大なビルマニシキヘビを捕食する姿の撮影に成功、Instagramに投稿して注目された。

カティーナさんは当時のことを「私がワニに気付いた時、すでにヘビをくわえていたの。死んだ個体をね。だからワニがどうやってヘビを仕留めたのかは分からない」と明かしている。ただワニの口から突き出たヘビの長さはワニの体長とほぼ同じで、かなり大きな個体であったのは間違いない。

動画では、ワニが顎を上げてヘビを少しずつ飲み込んでいくが、その合間に何度もヘビを振り回し、地面に容赦なく叩きつける。こうすることで獲物の体の表面が裂かれて柔らかくなり、骨が砕かれ飲み込みやすくなるそうで、ワニがくわえたヘビの体は丸みを失い、平らに潰れてしまっている。

カティーナさんはワニから約3メートル(10フィート)という近距離から撮影しており、「ワニはヘビのことで手一杯で、私のことを襲うことはないと思ったの。だから恐怖は感じなかった。こんな機会は滅多に見られるものではないから、2時間ほど観察したわ!」と当時のことを振り返る。



なおこの動画には、「これはすごい!」「オーマイガー」「こんなに近くで撮影するなんて肝が据わっている」「クレイジーな光景だ」「かなり大きなヘビだったはず」「これはやるかやられるかという局面で、ワニが勝ったケース。ビルマニシキヘビを減らす意味でも、ワニに頑張ってもらいたいね」といったコメントが寄せられた。

ちなみに米テレビネットワーク『ナショナルジオグラフィック』によると、ビルマニシキヘビは体長4.8~7メートル(16~23フィート)、体重は最大90キロ(200ポンド)に達し、小型の哺乳類や鳥類を食べる肉食だという。本来は東南アジアのジャングルや湿地帯に生息していたが、ペットとして持ち込まれるなどして同湿地帯で繁殖、生態系を脅かす存在として大きな問題になっている。

今回はワニに軍配が上がったが、ワニがビルマニシキヘビに捕食される逆のケースも珍しくなく、フロリダ州の研究者は昨年11月、ビルマニシキヘビの胃の中から体長1.5メートルのワニを完全な形で引き出す動画をSNSに投稿、注目を集めていた。



画像は『FOX 13 Tampa Bay 2023年4月3日付「VIDEO: Alligator body slams, eats massive python in Florida Everglades」(Photo via Katina Boychew)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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