1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

第1四半期GDP成長率、前年同期比マイナス1.8%、前期比はプラス成長(サウジアラビア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月9日 1時15分

サウジアラビア総合統計庁(GASTAT)は5月1日、2024年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率(速報値)が前年同期比でマイナス1.8%と発表した。原油価格の下落と原油自主減産(2024年3月6日記事参照)が影響したかたちだ。

産業別の成長率をみると、非石油部門と政府サービス部門がそれぞれ2.8%、2.0%と好調を維持したが、石油部門がマイナス10.6%で、全体の成長率を引き下げている。

一方、前期比(季節調整値)の成長率をみると、石油部門が2.4%、非石油部門は0.5%のところ、政府サービス部門がマイナス1.0%となり、GDP全体では1.3%とプラス成長となった。サウジアラビア経済は2023年第2四半期(4~6月)以降、2期連続で前期比マイナス成長となる景気後退(テクニカル・リセッション)に突入していたが、3期ぶりに脱出した(2023年8月1日記事参照)。

なお、IMFが4月18日に発表した最新の「世界経済見通し(WEO)」で、サウジアラビアの2024年の成長率予測は2.6%と発表した。

(林憲忠)

(サウジアラビア)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください