浮気した夫と10ヶ月の別居。妻が許した“きっかけ”に心温まる/結婚人気記事BEST
女子SPA! / 2024年4月22日 15時47分
◆夫が女性といる姿を娘が目撃
夫の浮気が発覚したのは1年ほど前。娘が偶然、繁華街で女性と腕を組んで歩く父親の姿を目撃してしまったのだという。
「娘は夫にいろいろ質問したそうです。離婚するつもりなのか、私たちの学費はどうするのか、と。そういう一連のことはあとから娘に聞いたんですけど、浮気されている妻の私はけっこうぼんやり生きていました(笑)」
ただ、夫が外泊した日があり、浮気はバレた。下戸の夫が「商売仲間と飲みに行って酔いつぶれた」という言い訳をしたときに、あまりに嘘っぽいと思ったのだ。結婚してから一度もなかったことが、そう簡単に起こるわけもない。
◆ついに浮気を認めた夫。そのまま別居へ
「女の人がいるんでしょと言ったら、『なりゆきでつい』って。その女性が恋人にふられて慰めていたら迫られて、つい深い関係になってしまったということでした。
『抱きつかれて、何もせずに帰すことができなかった』と夫は言うんだけど、そこが夫の甘いところですよね。それで彼女がますます悩む結果になるかもしれないのに。さすがに私も、この人とは一緒に暮らしていけないと思って、今は顔を見たくない、店で暮らしてと追い出したんです」
店の2階は狭いながらもひとりで暮らすには充分なスペースがある。夫は身の回りのものを車につめて出て行った。高校生の長女と長男は笑って見送ったという。なぜかこの一家、深刻にならないのだ。ただ、イツコさんは本気で離婚を考えていた。
「子どもたちはよく夫に会いに行っていたようですが、私は夫がいなくなったことで、実は自分が今までけっこう我慢してきたのかもしれないと気づいたんですよね。女性にヘラヘラする夫を野放しにしてきたし、そういう男だからしかたがないと思ってきたけど、案外、私はそれがいやだったんだ、と。心の奥底では、私だけを見つめてくれる人がほしいと若いころから思っていたのかもしれない」
子どもたちからはときどき夫の様子を聞いていたが、イツコさんは会う気になれなかった。近いところにいるのに、夫とは心が離れたような気がしていた。
◆クリスマスイブ、プレゼントを持った夫と再会
それから10ヶ月近くたった昨年のクリスマスイブのこと。夫が突然、自宅に現れた。
「子どもたちが算段したんですよ。だけど玄関で夫の姿を見たとき、なぜだかふっと若いころのことを思い出した。私はできちゃった婚だったと思い込んでいました。確かに妊娠したのはきっかけだったけど、他の女に取られたくない、彼と一緒になりたいという思いは確かに私の中にあった。こんなふうに突然、私のアパートに現れたことが何度もあったなと思い出したんです」
この記事に関連するニュース
-
高橋一生16歳差婚、羽賀研二41歳差カップル成立「結婚していきなり介護」?年の差夫婦はいいことばかりじゃないかも
女子SPA! / 2024年5月21日 8時46分
-
夫の不倫を許そうとした妻「だけど、身体が悲鳴を上げた」/結婚人気記事BEST
女子SPA! / 2024年5月13日 15時47分
-
「嫁は叩かないと育たない」「正妻なんだから」。資産家に嫁いで子どもを奪われた女性の30年
オールアバウト / 2024年5月5日 22時5分
-
離婚後の共同親権で親のエゴが炸裂したら「子の利益」は守れない…賛成派・反対派それぞれの本音
オールアバウト / 2024年5月2日 22時5分
-
息子に夫の不倫写真を見せ「言うことをきかないとパパみたいな人間になるわよ…」毒親化した妻の悲しい末路
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時15分
ランキング
-
1朝ドラのモデル三淵嘉子は父親に「好きな人は」と聞かれ「和田さんがいい」と答えた…実弟が見た結婚のいきさつ
プレジデントオンライン / 2024年5月21日 6時15分
-
2お金持ちとは本当に"うらやましい人生"なのか 「FIRE」の流行から数年たって改めて考える
東洋経済オンライン / 2024年5月21日 11時0分
-
3マンション「同価格なら中古より新築」の落とし穴 中古マンションのリノベ「大事な」見極め方
東洋経済オンライン / 2024年5月21日 10時0分
-
4カスハラなど客の迷惑行為で「もう限界」 老舗銭湯が閉店を決意した理由に「一番心折れるパターン」「見ていてつらい」
ねとらぼ / 2024年5月20日 7時30分
-
5初めてiPadを購入します。「iPad」「iPad Pro」「iPad Air」「iPad mini」どれを買うべきですか?
オールアバウト / 2024年5月20日 21時20分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください