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松田聖子へのライバル意識はなかった「中森明菜は2番手、3番手」立ち位置を示した恩人のアドバイス

週刊女性PRIME / 2024年4月23日 21時0分

中森明菜

 歌姫が、ついに復活に向けて動き始めた。

「7月12日から14日までの3日間に、中森明菜さん本人と一緒に過ごすというファンクラブの会員限定のイベントが開催されます。人前に姿を現すのは約6年半ぶり。歌声を聞かせるかどうかはわかりませんが、彼女は歌手ですからね。ファンを集めた有料イベントで歌わないなんて、ありえないと思うのですが」(スポーツ紙記者、以下同)

 4月3日から、明菜の公式YouTubeチャンネルで、過去楽曲をジャズバージョンでセルフカバーした歌唱動画が公開中。5月1日のデビュー記念日まで、毎週水曜日に新しい動画が公開される。

「公開された動画を見て、明菜さんに対するネガティブな声もありました。その歌声や容姿について“以前と違う”“本当に本人なのか”といった内容で……。2017年を最後に、表舞台から姿を消した時間が長すぎたこともあり、ファンの中にある明菜さんのイメージが止まったままになっていたのも、一因でしょう」

 ジャズバージョンの歌唱動画は、合計して1000万回以上再生されている。否定的な声がある一方、多くの人が復活を期待している。ただ、なぜジャズだったのか。

「来年には還暦ですから、落ち着いた大人のイメージを表現したいという狙いがあったのかもしれませんね。ジャズといえば、明菜さんのライバル的存在である松田聖子さんが思い浮かびます。聖子さんは2017年からジャズアルバムを発売しており、一部では明菜さんが聖子さんのジャズに影響を受けたのではないかとする報道もありました」(芸能ライター)

ライバルではない、明菜と聖子の関係

 1980年代を代表するトップアイドルの聖子と明菜。周囲からは比較される存在だが、

「明菜は聖子さんに対するライバル意識なんて、まったくなかった」

 そう話すのは、音楽プロデューサーの島田雄三氏。明菜の初代音楽ディレクターを務めた“中森明菜の育ての親”ともいわれる存在だ。

「自分が1番だなんておごると、いつか失敗する要因になりかねない。だから私は明菜には“日本を代表するアーティストは聖子さんでいいんだよ”とよく話していました。“2番手、3番手だから自由にやれるんだ”とも。ただ、明菜も聖子さんは好きでしたから、いろいろ吸収することは多かったと思いますよ」(島田氏、以下同)

 そして、こんな秘話を明かしてくれた。

「何の曲だったか忘れましたが、レコーディングのときに何度やってもイメージどおりに歌えないことがあったんです。そこで切り札として私は“聖子さんのつもりで歌ってごらん”と明菜に言ったんです。そうしたら、バッチリとハマったことがありました。そういう“隠し味”として聖子さんを使わせていただいたというのは覚えています」

 もがく歌姫を救ったのは、やはり歌姫だったのだ。

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