空き家の解体費、売却額は? 相模原市が対策、民間と連携して算出サービス 発生と悪化防止に注力
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年2月13日 5時0分
全国的に空き家の増加が問題となっている中、相模原市は空き家の発生と悪化の未然防止に力を入れている。先月には民間企業と協定を結び、市内にある空き家の解体費や土地の売却額を無料で算出できる取り組みをスタートした。市は「家族間などで『住まいの終活』について話し合っておくことで空き家の発生を防げる。対応次第では次に生かすこともできる」とし、早期の対応を呼びかける。
居住目的のない空き家は全国的に増え続け、この20年で1.9倍に増加した。総務省が2018年に実施した調査によると、相模原市内にある売却や賃貸の対象にならない空き家は1万400戸。市民からの相談や苦情を受け、市が対応している空き家は昨年末時点で220戸に上り、倒壊の危険がある「特定空き家」は3戸あるという。
市が空き家の対策に力を入れる背景には、昨年12月施行の改正空き家対策特措法がある。特定空き家の前段階となる物件を新たに「管理不全空き家」とする規定を新設。所有者が自治体の改善指導に従わず、勧告に至った場合、特定空き家と同様に固定資産税の軽減対象から外れることとなった。
同法は状態が悪化する前に活用や撤去を促すが、空き家が発生する原因は所有者の高齢化や転勤、相続などさまざまで、対策は個々で異なる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
どうする?増え続ける空き家 新制度の説明も 秋田県由利本荘市で空き家セミナー相談会
ABS秋田放送 / 2024年6月6日 19時29分
-
建設テックのクラッソーネと大阪府羽曳野市が「羽曳野市における空家等の除却促進に係る連携協定」を締結
PR TIMES / 2024年5月29日 17時45分
-
解体の窓口×オリコ、解体と活用を希望する空き家・古家所有者向け「解体の窓口ローン」を商品化
PR TIMES / 2024年5月29日 12時15分
-
クラッソーネの「解体費用シミュレーターを用いた空き家対策事業」が「常陽スタートアップ協創プログラム2023」に選定・業務提携開始
PR TIMES / 2024年5月20日 15時45分
-
社説:空き家数最多 中古重視へもっと踏み込め
京都新聞 / 2024年5月18日 16時0分
ランキング
-
1大津市の保護司殺害 NHKが容疑者逮捕を9分早く報道「確認が不十分だった」
産経ニュース / 2024年6月13日 22時10分
-
2鹿児島県警の家宅捜索に苦情申し出 「令状示さず、PCデータ消去」
毎日新聞 / 2024年6月13日 21時8分
-
3ジャニーズ被害を告発し山中で死亡、中傷の矛先は遺族に…SNSでは「野垂れ死んでいい気味だわ」
読売新聞 / 2024年6月13日 22時45分
-
4【ドクターイエロー引退へ】「新幹線の見える丘」でも別れを惜しむ声 「コラボカステラ」には問い合わせが殺到 福岡
FBS福岡放送ニュース / 2024年6月13日 17時44分
-
5修学旅行でノロウイルス集団感染 滋賀県長浜市の学校、14人が腹痛や発熱も公表せず
京都新聞 / 2024年6月14日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください