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前法務副大臣の柿沢未途被告を起訴 裏金で揺れる自民党のほころびの

TABLO / 2024年1月18日 7時0分

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自民党の汚点。

東京地検特捜部は17日衆議院議員で前法務副大臣の柿沢未途被告(52)=東京15区、自民党を離党=を公職選挙法違反(買収など)の罪で起訴した。議員を辞任する意向も報じらている。奇しくも自民党の東京15区支部長は、秋元司元衆議院議員、柿沢未途被告と二人続けて逮捕、離党、起訴、辞任という流れになっている。

補欠選挙では、絶対に逮捕されない真面目な人を選ばなければ負のループとなってしまう。
柿沢被告は 2023年4月の東京都江東区長選で、木村弥生前区長(58)の当選のために、区議らに現金220万円を配り、違法な有料インターネット広告の配信に関与したとされ、12月28日に逮捕された。柿沢被告の友人はこう語る。

「1月21日に53歳になる柿沢くん。大晦日も正月も留置所で過ごし、誕生会にも今年は参加できなくて、本当に気の毒ですね。柿沢くんの亡父柿澤弘治元外務大臣の代から、交友のあったジャーナリスト大下英治氏主催の銀座のクラブの会で毎年1月終わりか2月の初めの金曜日に柿沢くんの誕生日を祝福していましたから、今年は寂しいですね。桁違いのパーティー裏金の先輩議員は逮捕されずに、柿沢くんだけ。可哀想に思います。賃貸物件に住み、決して私腹を肥やすタイプではなかったのです。江東区を良くしようとして区長選で無茶をしてしまったのです」
また、柿沢被告の後援者は、
「昨年の12月5日にでした。法務副大臣就任祝いも兼ねたパーティーが開催予定だったのに中止になって、心配していましたが、まさか逮捕、起訴とは。不起訴になると思っていました。」
別の後援者は、区長選を振り返ってこう語る。

「木村候補が劣勢だったので、インターネットを駆使して逆転したいとの意向を柿沢さんが持っていると間接的に聞きましたが、まさかこんな大事になるとは。野党から自民党に入ったので、萩生田政調会長との相性が悪かったのは聞いています。区長候補応援に当たっても対立。萩生田さんが怒ったから検察を動かしたなんて、噂が街に出ていました。でも、結果的に柿沢さんが議員を辞任したら、萩生田政調会長の息のかかった候補と入れ替えになってしまいますね」

衆議院議員初当選の時は、みんなの党の所属だった柿沢被告について、元みんなの党関係者は、
「落選した議員候補者の慰労会で、挨拶をした柿沢さんに、落選候補者の支援者がブチ切れて、
『アンタは黙っていな!口開くと、みんな腹立つよ。』と怒鳴ったのが印象的でした。
確かに、坊ちゃん育ちのエリート特有の上から目線の物言いはありましたね。御三家の麻布中高から東大です。みたいな。でも、聡明な方なので、話し方やジェスチャーを学び、
華やかな弁士として、成長しましたよ。
残念です。」と語る。


「下町の太陽」をキャッチフレーズにしており、亡父、弘治さんから継いだ、後援会には勢いがあった。
「戦国大名のように幟旗の勢いある後援会が、地区ごとに競い合って、パーティーでは集結していました。」
しかし、秘書の定着率は悪かったようだ。
秘書に欠員が出たので、選挙区内の事務所の秘書を急募しているとの発表がなされたパーティーで、柿沢被告にアプローチした志願者にに対して、柿沢被告は、
「単刀直入に申し上げる。貴方に、私の秘書が務まるとは、全く思えない。私のために泥水を飲むように地元をまわって土下座ができるか?できないだろう。政治に関心あるなら他所へ行きたまえ」と断ったという。

また、柿沢被告が独身時のパーティーで後援会幹部が「柿沢議員にお嫁さん候補を紹介してください。」とアピールしたのを真にうけたパーティー参加者が紹介を申し出ると、「紹介には及ばない」と
柿沢被告は塩対応だったという話もある。

今回の逮捕に当たり、柿沢容疑者の知人はこう明かす。
「都議会議員だった夫人が落選して、柿沢事務所に入ってから、番頭みたいなベテラン秘書勢が辞めて経験の浅い秘書ばかりになりました。今件は、秘書任せの偉い先生方なら、『秘書がやりました。私は知りません。』とできるところ、被告自身が直接関与してしまったことが大問題。捜査されたのに逮捕もされなかった偉い先生達との違いは、そこかもしれないです」
今後について、別の関係者は、「複数の政党を渡り歩いて、自民党に入ったのに
この様ですから、自由党党首も務めた亡父弘治さんのように、党首になった方が良いと思います。自分より低学歴で能力ない先輩の下に仕えるのは、性に合わないのでしょう」

奇しくも、柿沢被告の母校麻布、支持率低迷の岸田文雄総理大臣の開成、昨年文春で報じられた木原誠二前官房副長官の武蔵の三校は、東京の私立中学の御三家。

納税者は、悪い政治家を養うために税金を納めているのではないことを記述式の入試問題で出題した方が良いかもしれない。(文@星野純蓮)

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