彼と結婚して本当にいいの? 恋愛から結婚という道を疑う理由
KOIGAKU / 2016年12月9日 10時0分
お世話になっております。婚活サードウェイブでおなじみ株式会社たかだまなみ、社長のまなみです。ご存じない方はこちらから。
男性を見る目がない「元祖節穴系女子」の私が、恋愛や結婚の失敗から学んだことをお話します。恋愛をすると自分も相手もダメになっている気がするあなたのために、今日は「結婚と恋愛」の切っても切れない関係にメスを入れましょう。
まなみ社長の生存戦略
昔、婚姻届けを出す直前に結婚が破断になったことがありました。家族を期待させたり、落ち込ませたりするのはとても辛い経験でした。普段は男勝りでサバサバした性格の私ですが、恋愛をすると自分どころか相手もダメになっちゃうんです。結婚したら相手のダメなところも変わるんじゃないか、という期待もむなしく、結婚が決まった瞬間、さらに踏んぞり返るのダメ男に例のごとくやられてしまいました。
何度もダメ男にやられて人生破滅しかけているので、恋愛が無条件に素晴らしいものだとはメンヘラの私には思えないのです。そこで、私が幸せに生きる道として「恋愛から卒業する」という生存戦略を立てました。私がトキめいた人は100パーセント(当社調べ)ダメ男という、逆の意味で信頼のおける実績から脱却する唯一の方法です。しかし、恋愛した後結婚するという道は、もしかしたら私だけではなく、多くの人にとっても受難の道なのかもしれないと考えるようになりました。
恋愛とは頭が麻痺した状態ということを忘れるべからず
恋愛と結婚。私は2つを分けて考えることが大切だと思います。せっかく大金をつぎ込んで挙げる式を、数年でおじゃんにしたくありませんし、ご祝儀泥棒と呼ばれないためにも、素敵な関係を築きたいものです。
まずは恋愛。恋愛と聞くと私は海を思い浮かべます。炎天下の浜辺で疲れるまで騒ぎ、ボートから海にダイブし鼻から海水を吸い頭痛が起き、ぐるぐる20回まわってからスイカ割りをする。海デートといえばこれ、ではなく、海で意識が朦朧とした状態が恋愛にハマってる状態にそっくりという話です。夏、海、スイカ割り! うきうきが止まらない状況です。スイカの位置はわかるけれど、麻痺状態の頭で、なかなかスイカまで辿りつきません。何も見えないけれど、だからこそ最高に楽しい。そう、恋愛は楽しむものなのです。
しかし、頭がぐるぐるした状態で相手を見てしまっていることを忘れてはいけません。恋するあなたは浮かれています。相手の良さが3?5割増で見えてしまったりします。この現実とはかけ離れた評価が後に影響してくるのです。
恋愛と結婚はゴールが違う
それに対し、結婚は山を登ったり下ったりするイメージです。パートナーと一緒になにかプロジェクトを達成するのです。苦しい時に何をするか、どう乗り越えるのかが試されます。家庭を存続させるという目的があるので、楽しむためだけという視点では結婚生活は続きません。苦労したからこそ、見える景色。先日私も富士山に登りましたが、それはひと夏の海での楽しい思い出とはまったく違う経験でした。私が恋愛と結婚を混ぜない方が良いと考えるのは、海水浴と山登りくらい、恋愛と結婚のゴールが違うためです。
さらに問題なのは「恋愛で最高潮だったあの頃」を基準にして物事を考える事です。最高潮というのは、スイカ割りをしていたあの頃。彼の気遣いや優しさ……それに比べどうして今はこうなの! と減点が始まります。逆にお見合いは恋愛の要素が薄い分、変な期待をせず、相手の長所が見つかればラッキーだと考えます。恋愛結婚は減点方式で、お見合い結婚は加点方式だとよく言われます。お見合いカップルの離婚率が低いと言われているのは、こんな理由もあるようです。
あなたが今したいのは恋愛ですか、結婚ですか。ゴール設定をしっかりすれば、そのために何をするべきなのかわかりますし、それぞれで狙う人のタイプも変わってくることでしょう。そして、恋愛をしてから結婚するという道を疑ってみてはいかがでしょうか。お見合いが良くて、恋愛が悪いという話ではありません。トキメキは相手のダメなところも許してしまう。トキメキがあればあるほど、冷静に見えていない部分があるはずです。それを注意して振り返ってみることは損なことではないはずです。私も道半ば。一緒にがんばりましょう!
Written by 株式会社たかだまなみ
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