国際結婚に向いている人って?3つの特徴をご紹介
KOIGAKU / 2014年3月28日 0時27分
婚活をする中で「自分には日本人より外国人のほうが合っているのかも」と感じたり「ハーフの子供を産みたい」と考えたりして、外国人との結婚を望む人がいますが、国際結婚ってそんなに簡単なものなのでしょうか? 言語の問題や様々な手続きなど、クリアしなければいけない課題がたくさんあるように思います。
今回は、国際結婚に向いている人の特徴を詳しく見ていきましょう。
1.柔軟性が高く、変化を楽しんで受け入れられる
国際結婚をするとなると、自分と相手のどちらかが外国で生活していくことになります。一方は自分の国とは異なる文化に適応しなければなりませんし、また一方は苦心する配偶者の気持ちを理解して、フォローしてあげる必要があります。
また、恋人同士だったときは気付かなかった、「夫婦という関係性になって初めて気づく相手と自分の違い」を知ることも少なくありません。家計の管理の仕方、お互いの仕事への干渉の度合い、子供の教育方針、自分の実家や義実家に対する意識の違いなど、都度受け入れていくことになるのです。
そのため国際結婚に向いているのは、基本的に柔軟性が高く、いくつになっても変化を楽しんで受け入れられる人。ライフスタイルや価値観にこだわりがなく、「私は日本人だから」と考える以前に、「愛する人と一緒に生きていくこと」を最優先できるタイプが向いているでしょう。
特に、食事や味の好みには執着がないほうが良いといえます。
2.専業主婦になるつもりがない
欧米では特に「女性は結婚後に家庭に入って家を守る」という文化がありません。日本でもそうした考え方は少しずつ薄れてきていますが、外国人男性は結婚後も女性が自分の仕事を持って働き続けるのが当たり前と思っています。
子供が産まれても産後まもなくベビーシッターに預けたり、夫婦が平等に育児を担ったりして、「出産したから仕事を辞める」ということをそもそも視野に入れていないことが多いのです。
そのため、生涯を通じて続けていきたい仕事を持っているとか、結婚に関係なくキャリアアップを考えているといった女性が国際結婚に向いていますし、外国人男性にも魅力的に映るでしょう。
結婚後は専業主婦になるつもりの日本人女性は、「家政婦になりたいの? どうして?」「なぜ僕がキミを養わなければいけないの?」と、外国人男性から首を傾げられる場合が多いといえます。
3.自分や家族に対する偏見をはねのける強さがある
外国人の結婚相手を「カッコいい!」とか、ハーフの子供を「カワイイ!」なんて羨ましがる人がどれくらいいると思いますか? 実はそれほど多くはないようです。
表面的には好意的なリアクションに見えたとしても、実際のところは「大変そう」「子供が親に全然似てない」といった本音が見え隠れして、居心地はあまり良くないんだとか。
また、自分が結婚相手の国に行く場合も、ことあるごとに「外国人」という扱いを受けますし、子供が学校でいじめに遭うわないか、友達とうまくやっていけるかを心配することになるでしょう。
旦那さんがどれほどイケメンだとしても、子供がモデルのように美形だとしても、周囲は大なり小なり「同じ国の人ではない」という目で見るので、そうした偏見をいちいち気にしていたら結婚生活がつらくなってしまいます。
偏見の目が向けられるのは当たり前、だからどうした? くらいの強い心を持ち、他人をそれほど気にしないタイプが、国際結婚には向いているようです。
まとめ
「こういうタイプが国際結婚に向いている。だから、外国人を好きになったほうがいい」というよりは、やっぱり国籍がどこだとしても愛する人を信じて、一緒に努力しながら共に生きていくことのほうが大事でしょう。
筆者の従姉妹もアメリカ人男性と結婚し、ボストンでずっと暮らしていますが、言葉や仕事、子供の教育では何かと苦労があると聞きます。
それでも、旦那さんを生涯のパートナーと決めて、一緒に生きていくという信念があるからこそ、写真などで見る彼女はいつも笑顔で幸せそうです。彼女はきっと日本人同士で結婚するより、国際結婚をして正解だったと思うのです。
Written by 沙木貴咲
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