引き寄せの法則の「からくり」ってどうなっているの？

時代はいま、空前の「引き寄せ」ブームです。中には、「引き寄せなんぞで願望が叶うなんて、そんなバナナ！」と思っている人もいるでしょう。引き寄せに信ぴょう性を感じられないのは、引き寄せの「からくり」がイマイチ理解できていないからかも！　というわけで今回は、引き寄せのからくりについて、ご紹介します。

飲み足りないと感じた合コンの帰り道にて

具体例を挙げたほうがわかりやすいかもしれませんね。私事で恐縮ですが、「飲み足りない」と感じた、合コンの帰り道です。その合コンは、男性側幹事が、お店とコース料理&飲み放題の予約を担いました。

飲み放題メニューにビールが含まれていなかったジレンマ

先方に任せておきながら、こんなことを言うのは図々しいかもしれませんが、その飲み放題には、ビールが含まれていなかったんですよね。三度のメシよりビール好きな筆者にとっては大打撃です。いや、わかっていますよ。合コンとは、出会いを第一優先すべきで、酒の種類なんぞどうでもいいだろうってことは！　わかっているんですけど、筆者の魂がビールを求めていたんです！

寂しさにも似たアウェイ感

ほかの合コン参加者たちは、飲み放題にビールが含まれていないことなんぞ、全く気になっていないようでした。男女共に、ウーロンハイやサワー、ハイボールなどを美味しそうに飲んでいます。筆者とて、ウーロンハイやサワー、ハイボールが飲めないわけではありません。ですが、なんともいえないアウェイ感に打ちひしがれておりました。「嗚呼、この場に、私ほどビールという飲料にこだわりを持っている人間はいないのだなぁ」と、寂しさにも似た感情だったのかもしれません。

強く激しく求めた7～8分後の奇跡

そういった経緯を経て、帰り道の筆者は、「ビールが一緒に楽しめる男性こそ、私に必要な存在なのだ！」と、ビール好き男性を強く激しく求めておりました。するとその瞬間……いや、「その瞬間」

は大げさですね。正確に言うと、駅から歩いてぼちぼち自宅に着く頃だったので、7～8分でしょうか。奇跡が起きたのです。

「こんばんは、良かったら1杯だけ飲みに行きませんか？」

はい、俗に言うナンパってやつです。「じゃあ1杯だけ……」と返答するや否や、ナンパ男性の口からは、「ビール飲める？　駅前まで戻ることになるんだけど、俺が行きつけのビアバーがあって」と、奇跡の言葉が！

引き寄せとは「同じ匂い」を感じさせること

こうして、「ビール好き男性」の引き寄せに見事成功した筆者。肝心の「からくり」についてですが、「ビールが一緒に楽しめる男性こそ、私に必要な存在」という意識が、表情や雰囲気に出ていたのでしょう。その空気感が、行きつけのビアバーがあるような、生粋のビール好き男性の目に止まり、「なんとなく気が合うかも」と思わせたのでしょう。いわゆる、「同じ匂いを感じる」ってやつなのでしょう。

 

ビール好き男性に限らず、イケメン男性だろうとリッチ男性だろうと、引き寄せることは可能です。来週は、「何事も練習が必要！　引き寄せにも練習が必要！」ということで、引き寄せ達人になるためのエクササイズをご提案しますね。

written by 菊池美佳子