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韓国ロッテ「ポケモンタウン」開催でコンテンツ事業始動…系列10社が参加

KOREA WAVE / 2024年4月9日 8時0分

ポケモンタウン2024 ウィズ ロッテのポスター(c)KOREA WAVE

【KOREA WAVE】韓国のロッテは8日、今月26日から5月19日まで、ロッテワールドタワーとモールで「ポケモンタウン2024 ウィズ ロッテ」を開催すると明らかにした。今回のイベントはロッテの持株会社をはじめロッテ物産、ロッテウェルフード、ロッテGRS、ロッテ百貨店、ホテルロッテなど10の系列会社が参加し、グループ次元で推進する最初のコンテンツビジネスプロジェクトだ。グループ内の多様な資産を活用し、コンテンツビジネスを強化する。

イベント期間中はソウル・蚕室(チャムシル)の石村湖(ソクチョンホ)にラプラスとピカチュウの大型アートバルーンを浮かべ、ロッテワールドタワーアリーナの芝生広場にはポケモン関連のミニゲームやパレードなどのイベントを用意している。蚕室一帯をポケモンコンテンツ一色とする予定だ。ポケットモンスターは世界で長い間、愛されてきたコンテンツ知的財産権(IP)であるだけに、多くの人がロッテワールドタワーとモールを訪れるものと期待している。

ロッテウェルフード、ロッテ七星飲料、ロッテGRS、ホテルロッテでも多様なポケモンIPを活用したライセンス商品を単独発売し、ロッテカルチャーワークスとロッテコンサートホールではポケモン25周年記念アニメ映画の上映とポケモンアニメコンサートを企画するなど、グループの次元で多様な行事を計画している。

コンテンツビジネスとは、IPと連携した商品、サービスなどを企画し、客にコンテンツ経験を提供する事業を意味する。すでに流通会社は、コンテンツIPを自社チャンネルに客を引き入れる核心的な要素とみて、関連事業を強化している。ロッテもロッテウェルフードのガーナチョコレートハウス、ロッテ百貨店のクリスマスマーケットなど、系列会社別に保有したコンテンツIPを活用し、成功を収めている。

ロッテは多様な事業を運営している長所を生かし、ロッテだけができるコンテンツビジネスを発掘するため、ロッテ持株会社内に専従組織を設けた。ロッテ持株ESG経営革新室に属するコンテンツビジネス担当組織は、各系列会社で実行しにくい大規模キャンペーンの企画、グローバルコンテンツ企業とのパートナーシップ締結、新規コンテンツ事業モデル発掘などの業務を担当する。コンテンツビジネスをロッテ持株会社で担当することで、コンテンツを活用した複数の系列会社間の相乗効果の創出から、従来の事業領域に縛られない新しい事業モデルの構想が可能になった。

コンテンツビジネスを議論する会議に参加したロッテのシン・ドンビン(辛東彬)会長は「世界有数のコンテンツIP企業と協力し、コンテンツビジネスを強化してほしい。ロッテの資産価値を高めることができる中長期の持続可能なモデル開発に努めてほしい」と強調した。

コンテンツIP所有企業もロッテとの協力を通じてコンテンツを活用した収益多角化が期待できる。食品、流通、文化、サービスなどロッテの幅広い事業を基盤に、キャラクター協力飲食商品、ポップアップストア、公演など多様な商品とサービスにわたる統合マーケティング戦略が可能だ。ロッテは国内外のIP所有企業と蓄積したノウハウを基に、新規IP開発やロッテワールドタワー、ロングセラーブランドなど、グループ内の多様なIP活用ビジネスも推進する計画だ。

ロッテ関係者は「今後さらに創意的なコンテンツを通じて客に新しく有益な価値のある経験を提供したい。食品、流通、サービスなど、客との多様な接点チャンネルを持つロッテだけの強みを基に差別化されたコンテンツビジネス機会を発掘する」と話した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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