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フロントガラスが「ギラギラ」状態… とくに雨の日は注意! 中々取れない「油膜」の対処法とは

くるまのニュース / 2023年5月20日 7時10分

雨の夜間走行で邪魔になるギラつく「油膜」はどのように対処すればいいのでしょうか。

■なんかフロントガラスがギラギラして見づらい…なぜ?

 雨が降る夜に車を運転している際、フロントガラスにギラギラとした油のようなものが付着していることがあります。
 
 この油はどのように対処すればいいのでしょうか。

 これは「油膜汚れ」といって、ガラス面に付着した油汚れです。

 対向車のライトや街中の明かりが当たるとギラギラと鈍く反射し、ひどい場合には視界を妨げることもあります。

 油膜汚れの原因となるのは、雨、跳ね上げられた道路の水、古くなったワックス、コーティング剤などです。

 こうした「油分を含んだ水」がフロントガラスに付着すると、油膜が残ります。

 お皿に残った油汚れがなかなか落ちないように、油の膜は水を弾くため、水を流す程度では落ちずに留まります。

 油を含んだ水が繰り返し付着することで、油膜はどんどん厚くなり、ひどくなるとギラギラと視界を邪魔するほどの汚れになってしまうのです。

 特に、劣化したコーティング剤が原因の場合は、汚れの中にコーティング剤のシリコンなどの成分を含んでいるので、頑固で落ちにくい汚れになってしまいます。

 軽い汚れだと洗車して落とすことはできますが、ひどい汚れになると水で洗った程度では落ちず、洗車してもなかなかきれいにすることはできません。

■ギラギラの頑固な油膜はどうすればいい?

 もし、油膜汚れがひどくなってしまった場合は、専用の「油膜落とし」を使う必要があります。

 とある自動車整備士によると「自分で油膜落としをするのなら、液体コンパウンドや油膜落とし用クロスがお勧めです」と話します。

 液体コンパウンドは、ガラス用の研磨剤が配合されているクリーナーのことで、ガラス面にコンパウンドを塗り、スポンジで磨くことで油膜汚れを落とします。

 油膜落とし用クロスは、油分を浮かす成分と研磨剤を含んだ布です。

 水で濡らしてから拭くと研磨剤がガラス全体に広がり、油膜を拭き取れ、どちらもカー用品店で購入することができます。

 どちらも油膜を効果的に除去できるものですが、ガラスに付着した研磨剤は洗い流す必要があります。

雨天時の運転は視界が悪くなる…さらに油膜で見づらさが増すことも!雨天時の運転は視界が悪くなる…さらに油膜で見づらさが増すことも!

 作業できるスぺースがない場合は、セルフ洗車場などを利用しないといけないのが手間といえますが、油膜除去としては有用な方法です。

 ちなみに、液体コンパウンドや油膜落とし用クロスを使う際は、まずガラス面を水で洗い、油膜以外の汚れを取り除きましょう。

 そのままスポンジやクロスで磨くと、細かい砂でガラス面をこすることになり、傷の原因となるので要注意です。

※ ※ ※

 フロントガラスのギラギラとした汚れは、油分が重なってできた頑固な油汚れです。

 そのままだと視界が悪くなり、安全な運転を妨げる可能性もあり、適度な油膜除去は行ったほうがいいかもしれません。

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