1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

日本でスズキ新型「ジムニー5ドア」発売! 注文から2か月で納車!? 法規対応済み? 謎サイトの担当者に直撃!

くるまのニュース / 2024年2月22日 14時50分

日本で未発売のスズキ「ジムニー5ドア」。日本で並行輸入する業者が現れました。どのような経緯で展開されるのでしょうか。

■ついに! スズキ新型「ジムニー5ドア」が買える!

 2024年年頭に開催された「東京オートサロン2024」に展示されて、大きな話題を呼んだスズキ「ジムニー5ドア」。
 
 日本への正規導入が未だ不透明な中でのトピックスだったこともあり、ネット上でも大変な話題になりました。

2023年1月にインドで世界初公開されたスズキ「ジムニー5ドア」がついに日本にも並行輸入される2023年1月にインドで世界初公開されたスズキ「ジムニー5ドア」がついに日本にも並行輸入される

 展示された車両は、愛知県にある並行輸入車販売店が独自に輸入したものでしたが、会場で、そして会期後も多くの問い合わせがあったようです。

 ただ当時は、日本での登録の見通しはまだ立っておらず、価格も含めて具体的なことは未定という状態になっていました。

 ところが2024年2月20日、ネット上にジムニー5ドアの販売を謳ったサイトが突如出現。

 なんと、全グレード、全カラーの注文が可能で、しかも395〜435万円という具体的な価格や日本語翻訳されたカタログまで掲載されています。早速、このサイトを運営している企業に取材してみました。

 サイトを立ち上げたのは、東京都内にある「グローバルマーケティングバンク」という会社で、ジムニー5ドアの販売を専門とする「ビークル・システム・ソリューションズ(以下V-S-S)」という販売チャネルを立ち上げています。

 車両はインドからの輸入で、こちらの業務に関してはインドと太いパイプを持つ外資系企業が行っているといいます。

 すでに日本に実車を入れており、現在、予備検査などを行っているのだとか。この車両が一般ユーザーに「X(旧Twitter)」にアップされたことで、ネット上で話題になりました。

 V-S-Sの担当者によれば、心配されている保安基準検査などの予備検査は3月中に完了し、ゴールデンウイーク前にはナンバー取得が可能な状態にまでなっているといいます。

 また2024年7月から義務化される衝突被害軽減ブレーキ(通称自動ブレーキ)の装着についても、日本での部品の調達が完了しているとのこと。

 日本のユーザーへのデリバリーが、いよいよ現実味を帯びています。

 ちなみにこの並行輸入車は、全国の並行輸入車販売店などへの業販も決まっており、近いうちに各社から販売される見通しです。

 V-S-S担当者によれば、これら多くの車両はカスタムパーツを装着した状態で販売されるようです。

 気になる購入後のアフターサービスについては、2年間の保証を付帯。

 また、定期的なメインテナンスやトラブル対応が受けられるように、提携の販売店、もしくは認証工場を模索しているとのことでした。

■日本で「ジムニー」と言えば超納期だけど…。 並行輸入だとどのくらいで来る?

 ジムニーと言えば、やはり気になるのは納期。こちらも驚きで、受注後約6週間で日本へのデリバリーが可能なんだとか。

 ただ、1コンテナに3台という制約があるため、注文したタイミングによっては、多少時間がかかることもあるようです。

 2月20日のサイト開設後から、すでに多くの問い合わせが殺到しているということですが、V-S-S担当者は並行輸入車についての特性を知ってもらいたいとも語ります。

「日本の多くのユーザーさんが、並行輸入車がどういうものなのかをまだご存じないと思います。

 正規輸入車と違って専門のデポ(輸入後の整備拠点)がありませんから、インドと同じ状態で納車されます。

 もちろん、日本人が気になるであろう部分についてはこちらで解消するようにしていますし、クルマとしての品質は問題ありません。

 また、日本のスズキ系ディーラーでの修理や部品供給が受けられない可能性があります。

 こちらは現在、弊社で折衝中ですが、全国一律で…というわけにはいかない可能性があります。

 またオーディオについても、日本仕様になっていませんので、ラジオが受信できないといった部分があります。

 こうした問題については、スマホとのリンク機能をご活用いただければと思います。

 当車両はあくまでも並行輸入車ですので、現在国内販売されているジムニーとは違う点があることをご理解頂いた上で、ご購入いただければ幸いです」

2024年2月現在、日本で正規販売されるのは「ジムニー/ジムニーシエラ(3ドア)」2024年2月現在、日本で正規販売されるのは「ジムニー/ジムニーシエラ(3ドア)」

 なお、現在の時点ではホワイトとシルバーのボディカラーが人気で、トランスミッションはMTへの問い合わせが多いのだとか。個人的には日本に設定のないレッドも気になる所ですが、やはり日本では無難な膨張色が人気なのかもしれません。

 前述の通り、同社サイトには日本語に訳された現地のカタログも掲載されているので、ジムニーファンならこちらをチェックするだけでも十分に楽しめるかもしれません。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください