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東九州道 ついに「全線事業化」達成へ!? 北九州~志布志~九州道の「総仕上げ」宮崎の最終区間「日南市~串間市」が事業スタート秒読み「南郷奈留道路」開通でどうなる?

くるまのニュース / 2024年3月10日 7時10分

道路整備にGOサインとなる「事業化」の候補路線に、「東九州自動車道」の最後の区間も挙げられました。開通すればどう便利になるのでしょうか。

■昨年3月に清武南IC~日南北郷IC間が開通

 国土交通省は2024年3月1日、きたる2024年度に道路整備事業として新規事業化を果たす路線について、候補を選定しました。
 
 その中に、高規格道路「東九州自動車道」のうち、九州南東端をぐるりとつなぐ区間が含まれています。開通すればどうなるのでしょうか。

 今回、事業化候補となったのは「南郷奈留道路」工区です。

 東九州道は、北九州市から宮崎市まで下りてきたあと、日南・志布志・国分を経由してぐるっと回り、加治木ICで九州道に合流するルートとなります。宮崎以南は無料道路です。

 全通に向けて、気づけば宮崎~日南、加治木~志布志まですでに開通済み。残る区間、JR日南線と並行する日南~志布志も、ほぼ全区間で事業化を果たしています。

 そこで「最後の最後の未事業化区間」だったのが、南郷~奈留の8.9kmでした。これがついに事業化となる見込みで、長い東九州道もあとは全工区開通まで測量設計・用地取得・工事を進めるのみという段階になります。

 南郷奈留道路は、JR日南線でいう南郷・谷之口・榎原・日向大束にあたる区間です。日南市から串間市へ抜ける山越えの区間で、日本海側から志布志湾側への途中にあります。

 災害で頻繁に道路が通行止めとなり、鉄道も運休となる日南・志布志エリア。高規格道路は緊急輸送に大きな使命を果たすこととなるほか、県南部の観光周遊ルートとしても利便性が向上することから、期待が高まっています。

 今回の「全線事業化」に対し、地元の宮崎県、日南市、串間市はそれぞれ喜びのコメントを発表。宮崎県の河野俊嗣知事は「同区間が事業化されれば、東九州自動車道の未開通区間が全て事業化されることとなり、全線開通に向け大きく前進することから、大変期待をしております」と話しました。

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