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スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは

くるまのニュース / 2024年4月24日 18時10分

2024年3月23日から静岡県で行われている「浜名湖花博2024」。同イベントで行われているのが、スズキの自動運転実証車両の乗車体験です。

■スズキの自動運転実験車両

 2024年3月23日から6月16日にかけて、静岡県浜松市の「はままつフラワーパーク」と「浜名湖ガーデンパーク」で、「浜名湖花博2024」が開催されています。同イベントで、スズキは自動運転実証車両の乗車体験会を実施しています。

 地元となる静岡県浜松市でスズキは、自動運転車両の乗車体験を行っています。

 体験会場は浜名湖と自然豊かな「浜名湖ガーデンパーク会場」。会場の東端から南のゲートにかけて走行します。

 距離はなかなか長く、普通に歩くと20分近くかかりそうな距離。一方で道中には木々が生い茂っていたため、自動運転車であればのんびり風景を楽しめそうなルートでした。

 未来に向けて着々と進化が続く、スズキの自動運転技術ですが、その詳細やイベントに参加した理由について、スズキの広報に話を聞いてみました。

 まず、今回の展示は「将来必要となる技術・ノウハウを獲得し、自動運転サービスの実用化を目指す」ために行われています。

 自動運転サービスを実装するためには、安全性はもちろん、社会受容性やサービス性、事業性も重要な要素となります。そのため、来園した幅広い地域や年齢層の方に自動運転を体験してもらいながら、長期の運用経験を得ようとしているのです。

 使用している自動運転車はスズキ「ソリオ」。同車をベースにしているのは、浜松市等と行っている「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の第4回実証実験でもソリオを使用していたためです。

 このプロジェクトでは「効率的運行の検証や庄内地域の道路環境を考慮し、小型自動車を選定」したとのこと。

 もちろん、自動運転のためソリオはさまざまな追加改造を施しています。まず、車両上部には周辺の人や対象物との距離を計測するライダーセンサーを設置。周囲の物体認識や自分の位置の推定を行います。

 そして、これら収集した情報をもとに、設定した経路上で安全な走行ルートを計測する計算機と制御装置が追加されています。これら自動運転システムは、スズキだけでなくパートナー企業との共同開発になります。

 開発時において苦労した点を聞くと「技術面としては、コース上にある歩車分離柵による狭路を、安全に走行する準備に時間をかけました。運用面としては、セニアカーをベースとした自動運転パーソナルモビリティと、スムーズに連携できるスケジュール、場所などを関係者とすり合わせました」の2点を挙げていました。

※ ※ ※

 今回のイベントで、スズキは農業・配送などでの利用を検討しているという「電動モビリティベースユニット」も展示していました。自動運転に限らず、モビリティのさまざまな可能性を追い求めるスズキの姿に、これからも注目です。

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