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ホンダが新型「フリード」初公開! 最大のライバル「シエンタ」との“大きな違い”とは!? 最新「小型3列ミニバン」徹底比較!

くるまのニュース / 2024年5月10日 14時50分

ホンダが3代目となる新型「フリード」を初公開しました。コンパクトミニバンではトヨタ「シエンタ」がライバルとして存在していますが、両車はどのようなところが違うのでしょうか。

■「フリード vs シエンタ」どう違う?

 ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が8年ぶりにフルモデルチェンジし、3代目モデルが2024年6月頃に発売されます。
 
 新型フリードのグランドコンセプトは、「“Smile” Just Right Mover (“スマイル”ジャストライトムーバー)」。人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発したといいます。

 コンパクトミニバンといえば、トヨタに「シエンタ」が存在。フリードの直接的なライバル車といえますが、両車にはどのような違いがあるのでしょうか。

 新型フリードは、上質で洗練されたシンプルなデザインの「FREED AIR(フリード エア)」と、力強く遊び心にあふれるデザインの「FREED CROSSTAR(フリード クロスター)」の2タイプを設定。

 両タイプともに3列シート仕様としたのに加え、フリード クロスターでは2列シート仕様も選択することができます。
 
 ボディサイズは、フリード エアが全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm、フリード クロスターが全長4310mm×全幅1720mm×全高1755mmと、フリード エアに関しては従来モデルと同じく5ナンバーサイズに収めています。

 対するシエンタは現行の3代目モデルが2022年8月に登場。「5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」、「お求めやすい価格」という魅力はそのままに、初代からの「使い勝手の良い室内空間」を一層磨き上げました。

 ツール感溢れたデザインが特徴的なシエンタですが、フリードがエアとクロスターの2タイプを用意するのに対し、シエンタは1タイプとなっています。

 シエンタのボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1695-1715mmと、フリードのほうがやや大きいサイズ感となっていますが、両車ともにコンパクトで取りまわし性が良いことには変わりはありません。

 なお、シエンタも2列シート仕様と3列シート仕様を設定。2列シート仕様は5人乗り、3列シート仕様は7人乗りです。

 その点新型フリードの場合、フリード エアでは3列シート6人乗りを基本としつつ、3列シート7人乗りのグレードも用意。フリード エア・フリード クロスターの2列シートは5人乗りとしました。

 また新型フリードとシエンタでは、シートアレンジが大きく異なります。

 シエンタの2列シート仕様には、ワンアクションで倒れると同時に床下に収まるシンプルな「チルトダウン機能」が備わります。

 3列シート仕様は、2列目シートをチルトダウン機能で前に倒してから、3列目シートを2列目シートの下へ押し込んで収める「ダイブイン機能」が組み込まれており、荷室とつなげてフラットな空間にすることが可能です。

 新型フリードの3列シート仕様は、従来モデルと同じく3列目を両サイドに跳ね上げて格納する方式を採用しているのですが、跳ね上げた時の荷室幅が160mm拡大され、荷室容量が拡大しています。

 また、3列シートの固定位置が低くかつ手前になったことで、これまで以上にラクに格納することが可能。そのうえで、シートの座り心地の良さを維持しているなど、開発にこだわったとホンダはいいます。

■フリード・シエンタのパワートレインや安全装備は?

 新型フリードとシエンタでパワートレインに違いはあるのでしょうか。

 新型フリードは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載し、スムーズで力強い走りを実現しているといいます。また、ガソリンエンジンモデルも用意されます。

 駆動方式は、ハイブリッドモデル・ガソリンモデルともに2WDと4WDが選択できます。

 シエンタもハイブリッドモデルとガソリンモデルを設定。パワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、「走る、曲がる、止まる」というクルマの基本性能を飛躍的に向上させました。

 駆動方式は、ハイブリッドモデルが2WDと4WD(E-Four)、ガソリンモデルが2WDです。

ホンダ新型「フリード エア」ホンダ新型「フリード エア」

 安全装備では、新型フリードは「ホンダセンシング」を全車に標準装備。トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)や渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)をはじめとした最新機能を備えています。

 なお、全車に電動パーキングブレーキが装着されたことにより、ACCは全車速追従タイプとなっています。

 シエンタは運転支援システムとして「トヨタセーフティセンス」が全車標準設定され、2種類のセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、先進機能が、多くの状況でドライバーをサポートします。

「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行って運転操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」も全車に備わり、万が一の事態に備えます。

※ ※ ※

 5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして、フリードとシエンタは常に凌ぎを削っています。

 現時点ではシエンタのほうが販売台数は多いのですが、フリードがフルモデルチェンジしたことで、今後の販売状況がどう変化していくか注目されます。

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