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ホンダ新型「“小型”ミニバン」初公開! 全面刷新で「車中泊」モデル“新”設定! ちゃんと「寝られる」3代目「フリード」の「真っ平らベッド」仕様とは

くるまのニュース / 2024年5月11日 16時10分

ホンダは2024年6月、人気のコンパクトミニバン「フリード」を8年ぶりにフルモデルチェンジします。5月9日に一部の情報が先行発表され、車中泊も可能な5人乗りモデルも新たな仕様となって登場することが明らかになりました。

■「フリードプラス」の凝った荷室設計は新型「クロスター」5人乗り仕様へしっかり継承!

 2024年5月9日、ホンダはコンパクトミニバン「フリード」を8年ぶりにフルモデルチェンジし、2024年6月に発売すると明らかにしました。
 
 新型フリードでは3列シート仕様に加え、現行型(2代目)フリードで好評だった「車中泊仕様」も、装いを新たに全面刷新されています。

 フリードは、ミディアムクラスミニバン「ステップワゴン」よりも扱いやすいサイズを求めるユーザーに向け、2008年に登場したコンパクトミニバンです。

 2016年に2代目へ進化。ガソリンエンジン車に加え「i-DCD」ハイブリッドモデルも設定しました。

 2019年には内外装にタフなSUVテイストを加えたクロスオーバーモデル「CROSSTAR(クロスター)」も追加しています。

 また初代フリード同様、3列シート仕様のほか、2列・5人乗り仕様「フリード+(プラス)」も用意されていました。

 今回発表された新型フリードは、先代(2代目)同様の扱いやすいサイズ感や取り回し性を継承しながら、パッケージングを大きく見直しています。

 パワートレインはハイブリッドシステムを全面刷新し、新たに2モーターハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。FFに加え4WDにも設定されました。加えてガソリンエンジン車も設定します。

 また先進運転支援機能「ホンダセンシング」や新世代コネクティッド機能などもさらに充実しました。

 そんな新型フリードのフルモデルチェンジにおいて特に大きな変更点として挙げられるのが、モデルラインナップを刷新し、「AIR(エアー)」とクロスターの2タイプ体制とした点です。

 ボディサイズは、全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm、ホイールベース2740mm(エアー)。全長が45mm長くなったほかはほぼ先代と変わらないサイズ感を保ちます。

新型フリードで最も大きな特徴といえるのが「CROSSTAR(クロスター)」「AIR(エアー)」2タイプ体制となった点でしょう[左が新型「フリード クロスター」/右奥が新型「フリード エアー]新型フリードで最も大きな特徴といえるのが「CROSSTAR(クロスター)」「AIR(エアー)」2タイプ体制となった点でしょう[左が新型「フリード クロスター」/右奥が新型「フリード エアー]

 新型フリード エアーは上質で洗練されたシンプルな内外装デザインを特徴とするのに対し、新型フリード クロスターは、先代以上にアウトドアに似合うタフなイメージとし、黒のガーニッシュや専用フロントグリル、ルーフレールなどでSUVテイストを強めました。

 こうしたデザイン変更にともない車幅を1720mmまで拡大したため、新型フリード クロスターのみ3ナンバー登録となります。

 なお新型フリードの5人乗り仕様は今回、“クロスター”のみの設定となりました。

 先代フリードプラスは、アウトドアレジャーや車中泊を楽しむユーザーから根強い支持を集めており、こうしたユーザー層にとって、今回SUVテイストをさらに強めた新型フリード クロスターのデザインは相性も良さそうです。

 新型フリード クロスター 5人乗り仕様は、どのようなモデルに進化したのでしょうか。

■新型「フリード」5人乗り仕様の「凝り過ぎ」荷室空間設計に驚く!

 新型フリード クロスター 5人乗り仕様は、単に3列目の座席を取り払っただけでなく、リアシートから後ろの空間を全面的に専用設計とした点が大きな特徴です。

使い勝手バツグン! 夢が広がる! めちゃ広い新型「フリード クロスター」5人乗り仕様の荷室空間[ホンダアクセス純正アクセサリー装着車]使い勝手バツグン! 夢が広がる! めちゃ広い新型「フリード クロスター」5人乗り仕様の荷室空間[ホンダアクセス純正アクセサリー装着車]

 3列シート車よりも床面をグッと低くし、テールゲートの開口部も天地方向で大幅に拡大したほか、荷室空間も四角くレイアウトするなど、極めて凝った仕様となっています。

 荷室壁面やテールゲートにはユーティリティナットが設置可能な穴を複数用意したほか、荷物を上下に積み分け可能なボードが荷室上に設置されます。

 このボードは、2列目シートをダブルフォールディング(シートの背のみならず座面も前に倒せる機構)した状態と一体化できるような追加ボードを備え、2名乗車時にはより長くフラットな荷室拡大が可能です。

 さらに停車時に1列目シートを前倒しすれば、全長4.3m級のコンパクトな車体ながら、大人ふたりが余裕で車中泊可能な広大な空間を生み出します。

 実はこうした細部までこだわった基本設計の思想は、先代フリードプラスですでに確立されていたものでした。

 フリードプラスの正常進化版といえる新型フリード クロスター 5人乗り仕様は、なにかと荷物の多いアウトドアレジャーや車中泊旅を楽しむユーザーにとっても、注目したいモデルといえます。

 また低くフラットな床面をさらに有効活用すべく、後部にスロープを備えたモデルも設定され、車いすなどをそのまま載せられる福祉仕様も用意される模様です。

 なお価格や詳細な仕様などはまだ明らかにされておらず、6月の正式発表が待たれるところです。

新型「フリード クロスター」はアウトドアにも良く似合う![写真は新型「フリード クロスター」5人乗り仕様/ホンダアクセス純正アクセサリー装着車]新型「フリード クロスター」はアウトドアにも良く似合う![写真は新型「フリード クロスター」5人乗り仕様/ホンダアクセス純正アクセサリー装着車]

※ ※ ※

 ホンダの純正アクセサリーを扱うホンダアクセスは、新型フリードの先行発表にあわせて専用アクセサリーの一部を公開しました。

 なかでも新型フリード クロスター向けには、「Active-Tough Style(アクティブタフスタイル)」と命名されたエクステリアのトータルコーディネイトスタイルを提案しています。

 また5人乗り仕様のための専用アイテムとして、荷室のデッドスペースを活かし収納を増やす「トランクサイドボックス」や「ルーフラック」、そしてフックや吸盤で装着可能な「テールゲートタープ」などを用意しています。

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