米長射程ミサイル供与訴え 大統領、クリミア狙い
共同通信 / 2024年3月31日 7時22分
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は米国に対し、最大射程300キロの地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の供与を訴えた。ロシア本土ではなく、ロシアが実効支配するクリミア半島の飛行場への攻撃に必要だと強調した。30日までに米紙ワシントン・ポストのインタビューで語った。
ATACMSにはいくつかの型があり、米国は最大射程165キロの型のみを供与しているとされる。ロシア軍はクリミアから航空機による攻撃を繰り返しており、より長射程のミサイルがあれば「クリミアの飛行場からロシア軍を追い出せる」と述べた。
ウクライナ軍は弾薬不足に苦しんでいる。ゼレンスキー氏は、米国の軍事支援がなければウクライナ軍は徐々に退却を余儀なくされると語った。インタビューは28日に行われた。
ウクライナメディアによると、ゼレンスキー氏は30日、シェフィール大統領首席補佐官ら数人の側近を解任した。26日に国家安全保障・国防会議書記だったダニロフ氏を解任したばかりで、人事刷新が続いている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ウクライナ軍、長距離ミサイルATACMSでクリミア大橋の攻撃を計画? レーダー撹乱用の米製デコイも使用
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月2日 15時26分
-
「無謀な対決狂気まねく」北朝鮮、米の対ウATACMS供与を非難
デイリーNKジャパン / 2024年4月30日 14時46分
-
ロシア空軍基地への攻撃 アメリカの発表で「秘密裏にウ軍に供与した」長射程ミサイルだったことが明らかに
乗りものニュース / 2024年4月27日 11時42分
-
ウクライナ「ゲームチェンジャー」の期待 米ATACMS供与、すでに実戦使用
産経ニュース / 2024年4月26日 20時5分
-
米、長距離ミサイルを供与 クリミア攻撃で実戦使用
共同通信 / 2024年4月25日 7時15分
ランキング
-
1“中国軍戦闘機の豪軍ヘリ妨害”オーストラリア首相は強く非難 一方で中国は反論
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月7日 21時11分
-
2プーチン大統領、5期目就任式 ウクライナ侵攻の正当性強調も…政権運営の不安要素は
日テレNEWS NNN / 2024年5月7日 19時23分
-
3プーチン大統領、通算5期目の就任式…6年の任期全うならスターリンに匹敵する統治期間に
読売新聞 / 2024年5月7日 18時48分
-
4プーチン大統領の就任式、日本は出席せず=林官房長官
ロイター / 2024年5月7日 16時44分
-
5イスラエル、ラファで限定地上戦=ハマスは「休戦案受諾」表明―ガザ交渉継続
時事通信 / 2024年5月7日 23時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください