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万博の象徴「リング」、作業順調 開幕1年前控え、8割組み上がる

共同通信 / 2024年4月8日 17時7分

報道陣に公開された大阪・関西万博の木造巨大屋根「リング」=8日、大阪市の夢洲

 2025年大阪・関西万博の開幕1年前を控え、日本国際博覧会協会(万博協会)は8日、会場予定地で建設中の木造巨大屋根「リング」の作業状況を記者団に公開した。協会は8割が組み上がったと説明。万博の象徴に位置付けられる構造物の整備が順調に進んでいるとアピールした。

 予定地となる大阪市の人工島・夢洲では、完成すると1周約2キロの円環となるリングのほか、大催事場など各種施設、参加国のパビリオンの建設が続く。敷地内では1日約3千人が働いているという。

 万博協会担当者は「協会が発注する工事はスケジュール通り進んでいる」と強調。遅れ気味のパビリオン整備も可能な限り支援する方針を示した。

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