営業秘密の侵害、警察に相談最多 78件、摘発も過去2番目
共同通信 / 2024年4月11日 10時8分
2023年に全国の警察が受理した企業情報の持ち出しなど営業秘密侵害に関する相談は前年比19件増の78件で、統計を取り始めた13年以降で最多だったことが11日、警察庁のまとめで分かった。営業秘密侵害事件の摘発は26件で、最多だった22年に次いで2番目に多かった。
警察庁は、転職など人材の流動化が進んでいることや営業秘密に対する企業側の意識の高まりなどから、摘発・相談件数が高水準になっているとみている。
先端技術情報の海外流出も懸念されることから、経済安全保障政策として、警察は企業や研究機関に情報持ち出しの手口や対策を助言する「アウトリーチ活動」を強化している。
23年8月には、勤務先だった病院から患者約180人分の個人情報を持ち出したとして、長野県警が不正競争防止法違反容疑で医療技師の男を逮捕。
同9月には、元勤務先の大手商社・兼松の営業秘密を不正に取得したとして、警視庁が同法違反容疑で大手総合商社・双日の元社員の男を逮捕した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
太陽光ケーブル盗、最多は茨城…元技能実習生ら困窮した不法滞在者が犯行「1回で10万円もらった」
読売新聞 / 2024年5月6日 10時33分
-
<企業の社内不正事案の約57%が情報持ち出しと判明>デジタルデータソリューションが2023年度の社内不正被害に関する実態調査 を発表
PR TIMES / 2024年4月24日 19時15分
-
昨年1年間、動物虐待の摘発最多 目撃者の通報は増加しているが…動物愛護ボランティア「摘発は、氷山の一角」
まいどなニュース / 2024年4月22日 12時42分
-
動物の虐待、摘発最多 23年警察庁まとめ
共同通信 / 2024年4月11日 10時8分
-
性善説では対処できない内部情報漏洩、99.99%の善良な従業員をいかに守るか
マイナビニュース / 2024年4月10日 11時49分
ランキング
-
1那須・夫婦遺体遺棄事件で急展開 長女の内縁“イケイケ夫”が企んだ「会社乗っ取り計画」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月8日 11時2分
-
2〈那須2遺体〉「俺、この会社辞めるんで。やってらんねえ」逮捕されたやり手の“番頭”は4月に退職を示唆。“ママ”幸子さんは交際を反対?「娘と関根はつきあってない」と周囲に…
集英社オンライン / 2024年5月8日 14時22分
-
3元巨人投手、窃盗疑いで逮捕 ドラフト1位の松本竜也容疑者
共同通信 / 2024年5月8日 16時56分
-
4伊藤環境相が直接謝罪=被害者「前代未聞」と非難―水俣病団体のマイク遮断で・熊本
時事通信 / 2024年5月8日 20時27分
-
5群馬3人死亡事故、トラックが蛇行…レジャーから帰宅中の親子3代犠牲「本当に気の毒」
読売新聞 / 2024年5月8日 9時1分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください