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Masan High-Tech Materialsと三菱マテリアルグループが包括枠組み合意

共同通信PRワイヤー / 2024年5月16日 9時40分

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【ホーチミン市(ベトナム)2024年5月15日PR Newswire=共同通信JBN】Masan High-Tech Materials(HNX-UpCOM: MSR、「Masan High-Tech Materials」、「MHT」または「同社」)は14日、三菱マテリアル株式会社グループ(「MMCグループ」、MHTと合わせて「両当事者」)との包括枠組み合意に達したと発表しました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405150822-O1-B624GuKn


*MMCグループはMHTからH.C. Starck Holding (Germany) GmbHを100%買収する予定です。


*両当事者は、長期的なウインウインのAPT(パラタングステン酸アンモニウム)および酸化タングステンの引き取り契約を締結します。


*合意の一環として、Masanは英国に本拠を置く急速充電リチウムイオン電池技術企業Nyoboltの所有権を維持する方針です。


* Masanは、HCSが開発したブラックマス技術の知的財産権の将来の商業化による潜在的な金銭的上昇余地も保持すると予想されます。


MHTは2020年、タングステンのリサイクル技術をベトナムに導入し、より循環的で持続可能な事業モデルに移行することを目標に、HCSを100%取得しました。MHTは同年、MMCグループと事業提携しました。しかし、規制上の制約により、MHTは、リサイクル戦略を実行するためのタングステンスクラップのベトナムへの輸入能力が限定されるので、HCSの100%をMMCグループに売却し、国内事業の最適化に注力する方針です。この枠組み合意は、両当事者の事業協力の次の段階を示すものです。


計画されている取引による収益は、MHTの未払い債務残高の削減に使用されます。MMCグループとの引き取り契約は、MHTのタングステン製品の注文控え帳を強化し、全体の注文簿の最大化を可能にします。Nyoboltの維持は戦略的であり、大きな上振れの可能性があります。Nyoboltは2023年7月、充電時間6分のEVコンセプトの実証に成功しました。さらに、Nyoboltは大手企業顧客2社と基本合意書に調印し、契約締結の最終段階にあり、商業化に向けた大きな前進を示しています。総合的取引でMasan Groupの連結収益の増加が期待され、EBITDA(利払い税引償却前利益)に対する純負債を3.5倍以下とする同グループのレバレッジ解消目標と一致しています。これは、非中核事業への関与を減らすという同グループの継続的な取り組みの第1段階でもあります。

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