滋賀レイクスがB1復帰 プレーオフ準決勝で山形に連勝 バスケB2

滋賀－山形　Bリーグ1部昇格を決め、喜び合う滋賀の選手たち（滋賀ダイハツアリーナ）

　バスケットボール男子Bリーグ2部（B2）のプレーオフ準決勝は12日、滋賀ダイハツアリーナなどで第2戦が行われ、滋賀レイクス（西地区1位）は97-74で山形（東地区3位）を破り、1部昇格を決めた。連勝で決勝に進出し、自動昇格枠の上位2チームに入ることが確定したため。入場者数は4677人（速報値）で、過去最多を更新した。

　滋賀は第1クオーター（Q）、モータムの17得点の活躍などで31-21とリード。第2Qも粘り強い守備で相手の3点シュートを乱し、47-37で前半を折り返した。

　第3Qはファウルが重なって一時6点差に追い上げられたが、その後はラベナの3点シュートなどで突き放し、73-57で最終第4Qを迎えた。その後も野本らが得点を重ね、最後は23点差で快勝した。

　昨季はB1で14勝46敗に終わり、全24チーム中23位に沈んで初めてB2に降格した。今季のチーム編成では主力のラベナらを残留させ、経験豊富な外国籍選手を補強。レギュラーシーズンは44勝16敗で西地区1位となった。プレーオフ準々決勝の青森戦は2勝1敗で突破すると、準決勝もホームの後押しを受け、1年での1部復帰を果たした。