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「戻ってこない若者」を呼び戻す 駅に居場所作り、若者定住研修…地域おこしで変わったこと

京都新聞 / 2024年5月13日 12時16分

地域おこし協力隊員としての活動を報告する原田さん(舞鶴市役所)

 京都府舞鶴市の地域おこし協力隊員として活動する原田翔太さん(30)がこのほど、市役所で鴨田秋津市長に活動報告を行った。2022年10月から任期3年で隊員を務める原田さんは、高校生ら若者向けの企画などこれまでの取り組みを熱心に語った。

 高校生の居場所作りとして、学校のテスト期間や夏休みに合わせて、西舞鶴駅の待合室の一部などを15日間開放。西舞鶴高や日星高の生徒ら延べ100人が利用し、「電車の待ち時間に利用できる」「友達と話しながら勉強できる」と高評価だったという。

 若者の定住を図ろうと、市内の新入社員を集めた合同研修も開催した。昨年度は10社の19人が参加し、「人間関係が広がった」「舞鶴のいいところを知ることができた」との声が聞かれたとした。

 原田さんは「進学で市から出ると戻ってこない若者が多い。市に戻ってきてもらうために、学生から社会人まで切れ目のない人材育成をしたい」と残りの任期の抱負を語った。

 

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