乃木坂46伊藤理々杏、“親友”山下美月への本音語り涙「辞めたいって言われても冗談でも引き止められないと思っていた」【全文／山下美月卒業コンサート】

乃木坂46「山下美月 卒業コンサート」（C）乃木坂46LLC

【モデルプレス＝2024/05/13】乃木坂46が5月11日～12日の2日間、東京ドームにて3期生・山下美月の卒業公演「乃木坂46 山下美月 卒業コンサート」を開催。2日目のアンコールでは、同期の伊藤理々杏が山下への思いを伝える場面があった。

◆伊藤理々杏、“親友”山下美月への思い語る

アンコールでは、各期代表のメンバーが山下への感謝をスピーチ。3期生からは、山下とプライベートでも親交が深い伊藤がメッセージを送った。

「頭が真っ白になるんだろうと思って手紙にしてきたので、ちょっと待ってください…」と涙ながらに話し始めた伊藤は、山下について「いつの間にか一緒にいて、気づいたら何でも話せる自分にとってとても大切な存在になっていました」と語り、「やまのことを好きな理由はたくさんあるけど、その中の1つがお仕事へ向かう姿勢です。やまはどんなお仕事にも1つひとつ全力で向き合っていて、何事にも手を抜かず努力を重ねていて、近くで見ていても思わず尊敬してしまうほどかっこいいです」と思いを告白。

「でも、そのおかげで心配になってしまうこともありました」と続け、「おうちで倒れたという話を聞いたときは自分のことのように苦しくて、アイドルとしてのやまは本当に大好きだけど、そのときばかりはお仕事をお休みしてくれることで、少しだけホッとしたりしていた自分がいました。だからね、大変でやまがこのグループを辞めたいって言われても正直冗談でも引き止められないなって思っていたんです」と赤裸々な思いを語った。

その上で「そこからやまはきっと色々なことを経験したり、ファンの皆さんからたくさんの応援を受け取って、あるときに『なんだかんだアイドルとして過ごす毎日が楽しい』って話していたときは、私は関係ないのにすごく嬉しかった」と明かし、「こうして新しい人生の道を見つけて前向きに歩いている姿を見ると安心して、冗談交じりに『寂しい、行かないで』って言えます」とにっこり。

山下の卒業シングル「チャンスは平等」ではともに選抜メンバーとして活動できたことにも触れ「（山下の）側にいられたことは、ずっとずっと私の中で願っていたことだったから、叶えたかったことだったから、それが叶って私はすごく嬉しかった」としつつ、「でも、私の力不足で本当に辛いときに近くにいれなくてごめんね」と涙ながらに伝え、「これからはセンターとしてではなく、親友としてどうぞよろしくお願いします」と呼び掛けた。