新型ランドクルーザー300のボディサイズは現行型同等! 全長はアルファードとほぼ一緒、そしてホイールベースは4世代ずっと変わらず!?
MōTA / 2021年6月13日 9時0分
2021年6月10日(木)にワールドプレミアを果たした「トヨタ 新型ランドクルーザー300」は、フレーム構造からエンジンに至るまでほぼ全てが新設計され直した。しかしボディサイズだけはほとんど変更されていないという。先代ランドクルーザー200の全長4950mmは、他のトヨタ車でいうと高級ミニバン「アルファード」同等の大きさ。全高やホイールベースなど含め、新型ランドクルーザー300のボディサイズを予想する。
新型になってもボディサイズは先代ランドクルーザー200と変化なし
現段階では明らかにされていない「トヨタ 新型ランドクルーザー300」のボディサイズ。トヨタが6月10日に発表したプレスリリースには「全長・全幅・ホイールベースなどの車両サイズと、ディパーチャーアングル・アプローチアングルは従来型を踏襲」とあることから、ほぼ先代「ランドクルーザー200」と同寸と見て良いだろう。プラットフォームから車体、エンジンに至るまですべてを刷新したにもかかわらず寸法を変えないということは、変えようがない、変える必要のないサイズだということだ。
ちなみに先代「ランドクルーザー200」のボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mm、ホイールベース(前後車軸の間隔)は2850mmとなっている。
トヨタの高級ミニバン「アルファード」とほぼ同じ、全長は5メートル弱の堂々たるサイズ
さて数値だけではピンとこないかもしれないが、全長4950mmはトヨタの高級ミニバン「アルファード」とほぼいっしょだと聞くと「大きいなあ」と実感がわくかもしれない。ただし客室空間を広く取りたいミニバンのアルファードがホイールベースを3000mmと長く確保するのに対し、ランドクルーザーは短めの2850mmというサイズになる。
ホイールベースの寸法は、1989年のランクル80以来変わらすの「2850mm」!? 不動の黄金比を維持
注目すべきはこのホイールベースだ。なんとこの2850mmというサイズは先代ランクル200(2007年~2021年)だけではなく、その前のランクル100(1998年~2007年)、さらにはランクル80(1989年~1997年)までさかのぼっても同じ寸法だというから驚きだ。悪路の走破性とのバランスを考えると、この寸法はもはや変えようのない「黄金比」ということらしい。
日本の道ではこれがほぼMAXという全長5メートル弱、全幅2メートル弱のボディサイズはほぼ変わらない予定の新型ランドクルーザー300。乗り換えを検討していた方もこれ以上のサイズアップは困るだろうから、ひと安心といったところだろう。2021年夏の正式発売が楽しみだ。[筆者:MOTA(モータ)編集部]
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