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Kubernetesで不正マイニング、OpenMetadataの脆弱性を突く攻撃発見

マイナビニュース / 2024年4月23日 11時19分

これらドメインへのアクセスはセキュリティソリューションのアラートをトリガーする可能性が低く、外部への接続性を検証できるため利用されたと推測されている。

次に、脅威アクターは環境情報を収集して攻撃可能かどうかを判断する。攻撃可能と判断すると中国のリモートサーバからWindowsまたはLinux向けのマイニング型マルウェアをダウンロードして実行する。このとき、脅威アクターは同情を誘うメモを残しつつ、マルウェアの永続性を確保するためにcronジョブにマルウェアを登録する。

○対策

これら脆弱性は「OpenMetadata 1.3.1-Release」にて修正されている。OpenMetadataを運用している管理者にはバージョンを確認し、最新のリリースにアップデートすることが推奨されている。また、Microsoftは脅威アクターがリバースシェルを開始しようとする試みを「Microsoft Defender for Cloud」であれば検出できるとして導入を推奨している。

Microsoftは、今回の調査の過程で判明したセキュリティ侵害インジケーター(IoC: Indicator of Compromise)を公開しており、必要に応じて活用することが望まれている。
(後藤大地)



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